愛宕神社の餅まき

延岡市のほぼ中央に位置する愛宕山。2月最後の28日に愛宕神社のお祭があり餅まきが行われるという話を聞いたので出かけて行きました。休日でもないのに約150名位に方が狭い神社の境内に集まっていました。餅まきがあるのかなと思っていたら、主催者側から”本日は足元が悪いので、餅まきではなく餅渡しを行います”とのアナウンス。紅白の餅が一人5袋(10個）と延岡のお菓子屋(虎屋）のどら焼き（極天様（ごってんさま））が一個、参拝者全員に手渡されました。只で頂くには気が引けたのでそれなりのお賽銭を上げてきました。

 

愛宕神社

 

春日神社の宮司さんが愛宕神社の歴史について語ってくれました。

それによると、愛宕神社は西暦1600年に高橋元種が今の城山に築城する際に、それまで城山にあった神社(今の愛宕神社）を今の地に移し、延岡城を築城したとの事。ちなみに今の愛宕山はそれまで「笠さ山」と呼ばれており、天孫ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメが出会った聖地とされています。市内を流れる大瀬川は、ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメが今で言うデートをしたことから大瀬川ではなく逢瀬川だそうですよ。

 

頂いた餅とどら焼き