今、ネブ(ネム)の花が綺麗です。
”象潟や雨に西施がねぶの花” 松尾芭蕉の奥の細道にある句ですね。意味は、象潟が雨に煙っています。その景色は雨に濡れているネブの花のような哀感があり、ちょうど中国春秋時代、越国の美女の西施が憂いに眼を閉じているような風情だなぁ。という事だそうです。
ちなみに、象潟は松尾芭蕉が旅した頃は水の中に島が浮かんでいたそうです。が、江戸時代後期の大地震によって水が枯れ、今は田んぼの中に島だけが残っています。とあるテレビ番組で放映されていたのを見たことがあります。
ネブ(ネム)の花
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます