大覚寺の正式名称は「旧嵯峨御所大覚寺門跡」と言い、真言宗大覚寺派の本山で、心経写経の根本道場・いけばな嵯峨御流の総司所でもあります。なお、門跡寺院とは、天皇または皇族が住職につかれた寺院のことです。遠く平安の昔、第52代嵯峨天皇の離宮嵯峨院が建立され、弘法大師も幾度も立ち寄られたそうです。 2月も中旬になったとはいえ冬の京都は寒く雪の舞う中での大覚寺見学でした。 (fuka)
式台玄関、松の木が素晴らしかったです。 なお入館料は500円でした。
嵯峨天皇のお輿、
大沢池(庭湖)、嵯峨天皇は大沢池を眺めながら菊の花を生けたとか。これが生け花の嵯峨御流の始まりだそうです。
五大堂から見た大沢池、縁側は雪で濡れていました。
右近の橘
左近の梅
雪で見えにくくなった唐門
庭のコケの上には、にはかすかに雪が残っています。
勅封心経殿、天皇の命により封がされており、60年に一度封が解かれるそうです。
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