ジャックルマロワ賞

ジャックルマロワ賞は前走メシドール賞を勝った（ブログ）Librettistが勝ちました。祖母がアグネスワールドの母のMysteries、父はアグネスワールドと同じくDanzigなのでアグネスワールドと3/4同血です。半兄にシャンペンS（GII）などのDubai Destinationがいます。

ゴントービロン賞（GIII）はAtlantic Airが勝ちました。父のKaldouneveesは競走馬としてはGIII勝ちでマンノウォーSで２着がある程度ですが、種牡馬としてはサンクルー大賞典などを勝ちJCにも出走したAnge Gabriel、オペラ賞を勝ちドバイデューティーフリーで牡馬を撃破したTerre a Terreを出しています。母父はBlandford系Tel Quel。英チャンピオンS、アラルポカルを勝った活躍馬ですが、種牡馬としてはヴィシー大賞典（GIII）のKerrygold、プランスドランジュ賞（GIII）のQuel Senorを出した程度でした。祖母父はHyperion系Welsh Term。こちらも競走馬としてはGIIを勝った程度です。
本馬の叔父に香港CのPrecisionがいます。

ラインラントポカルは前走KジョージでElectrocutionistのペースメーカーとして出走してシンガリだったCherry Mixが勝ちました。父は名種牡馬Linamix、母父はQuiet Americanでゼロ交配、祖母父はMan o'War系Known Fact、曾祖母父はTurn-to系のマイナー種牡馬Reverseで、なかなかしっかりとした配合です。

LibrettistとCherry Mixは両方ともGodolphin所属です。今年はヨーロッパでは苦戦が続いていますが（記事１、記事２）、１日GI２勝は嬉しい出来事だったようで、最初のページはいつもと違いました（もう元に戻りました）。

さて、アイルランド。
２歳戦フィーニックス賞はHoly Roman Emperor（配合）が勝ちました。父はDanehill、牝系はカナダに伝わる名牝系です。

フェニックススプリントS（GIII）はシンコウフォレスト産駒Moss Valeが勝ちました。重賞３勝目です（ブログ）。

ロイヤルウィップS（GII）はMustameetが勝ちました。前走カラインターナショナルS（GIII）に続き重賞連勝です（ブログ）。これで４連勝です。