サセックスSはPolish Precedent産駒のCourt Masterpieceが勝ちました。父のPolish Precedentは競走馬としてはマイラーでしたが、種牡馬としてはマイルから中長距離までいろいろな距離で活躍する子を出しています。本馬の場合、母父がスプリンターのPrince Sabo、母も短距離馬で、マイラーに出ました。
ヴィンテイジS(GII)はジュライS(GII)を勝っているStrategic Princeが勝ちました(ブログ)。
2歳戦モールコムS(GIII)は牝馬のEnticingが勝ちました。母にも2歳重賞勝ちがあります。
レノックスS(GII)はZafonic産駒のIffraajが勝ちました。祖母Park AppealはGI2勝で、その産駒にCape Crossがいます。Cape Crossはウィジャボードの父ですね。
ゴードンS(GIII)はGalileo産駒のSixties Iconが勝ちました。母は英オークス馬Love Divine。父GalileoはSadler's Wellsのゼロですが、母Love DivineもDiesisのゼロです。祖母父Law Societyも効いています。ダービー馬とオークス馬のベタな組み合わせですが、案外しっくりくるように思います(配合)。
プシケ賞(GIII)はChaibiaが勝ちました。祖母の産駒にダービー馬エルハーブがいます。近親クロスが派生していますが、父のゼロ交配です。
ヴィンテイジS(GII)はジュライS(GII)を勝っているStrategic Princeが勝ちました(ブログ)。
2歳戦モールコムS(GIII)は牝馬のEnticingが勝ちました。母にも2歳重賞勝ちがあります。
レノックスS(GII)はZafonic産駒のIffraajが勝ちました。祖母Park AppealはGI2勝で、その産駒にCape Crossがいます。Cape Crossはウィジャボードの父ですね。
ゴードンS(GIII)はGalileo産駒のSixties Iconが勝ちました。母は英オークス馬Love Divine。父GalileoはSadler's Wellsのゼロですが、母Love DivineもDiesisのゼロです。祖母父Law Societyも効いています。ダービー馬とオークス馬のベタな組み合わせですが、案外しっくりくるように思います(配合)。
プシケ賞(GIII)はChaibiaが勝ちました。祖母の産駒にダービー馬エルハーブがいます。近親クロスが派生していますが、父のゼロ交配です。
ダイアナHはAlzao産駒のAngaraが勝ちました。母父Allegedが効いています。祖母の産駒にブリーダーズCクラシックのアルカングがいます。
ビングクロスビーSを勝ったのはStolen Gold産駒のPure As Gold。母父Relaunch、祖母父Our Nativeで、Raise a Nativeのクロスを持つアメリカンタイプのスピード馬です。
ゴーフォーワンドSはSpun Sugarが制し、今年GI2勝目をあげました。昨年はGIでも好走していたものの勝ち切れませんでした。血統表上はNearcoの4段付けです。
ドイツのGIバイエリシェスツフトレンネンはDashing Blade産駒のLord of Englandが勝ちました。Dashing Bladeは競走馬としてはGIを3つ勝ち、種牡馬としてはドイツで重賞勝ち馬を多数出しています。母父Los Santosは貴重なTantiemeを通るTeddy系のマイナー種牡馬です。祖母父Literat、曾祖母父Crepelloともに味があります。
祖母の産駒にLagunasがいます。
フランスの3歳牝馬限定GIアスタルテ賞はアガカーン殿下の生産馬Mandesha(配合)が勝ちました。父がDanzig系Desert Style、母父がRiverman系Lahibで、極めてアガカーン的です(ブログ1、ブログ2、ブログ3)。母の半兄にマンハッタンHなどを勝ったManndarがいます。母父Lahibは競走馬としてはQエリザベスIISを勝った名マイラーですが、種牡馬としては愛ナショナルSのMus-Ifを出した程度でした。祖母父Diesis、曾祖母父タップオンウッドも非常に渋いです。タップオンウッドは2000ギニーを制した名マイラーであり、血統的には貴重なFair Trial系でNearco、Hyperion、Native Dancerのようなメジャーな血を持ちません。種牡馬としてもその貴重な血を伝え、エリザベス女王杯のキョウエイタップを出し、BMSとしては歴史的名マイラーのRidgewood Pearlを出しています。
2歳戦カブール賞(GII)はOut of Timeが勝ちました。祖母Miss Carinaの産駒にムーランドロンシャン賞の勝ち馬で輸入種牡馬のメンデスがいます。フランスリーディングサイアーのLinamixの父としての方が有名でしょうか。メンデスの日本での代表産駒は大井の名馬ハシルショウグン、府中牝馬Sのジャニス、NZT4歳Sのヴァイスシーダーです。すべて日本での初年度産駒です。ヴァイスシーダーは地方に転厩し、川崎記念で故障発生。1着はハシルショウグンでした。逆に、ハシルショウグンは晩年中央入りし、障害戦で故障しました。
本馬にはMiswaki2×3の強引なクロスがあります。
2歳牝馬限定戦デピュタントS(GII)はGaudeamusが勝ちました。父はフォーティナイナー産駒のDistorted Humor。フォーティナイナーは種牡馬の父として優秀です(ブログ)。祖母は名牝Konafaで、一族にはヘクタープロテクター、シャンハイ、Bosra Sham、ラムタラ等、活躍馬多数です。
メルドS(GIII)はGalileo産駒のHeliostaticが勝ちました。母父Erins Isleが渋いです。エリンズアイルはJCにも参戦し、9着でした(1着はスターネラ)。
2歳牝馬戦プリンセスマーガレットSはNight Shift産駒のScarlet Runnerが勝ちました。母父のPersian BoldはBold Ruler系には珍しくヨーロッパの芝向きの子を出す種牡馬でした。
さて、KジョージVI&QエリザベスDS。勝ったのはHurricane Run。ハーツクライは一度は先頭に立ったものの惜しくも3着でした。アスコットの起伏の激しいコースをこなすのは大変ということでしょう。橋口師が先着された2頭にホームなら絶対に負けないと言ったのは偽らざる気持ちでしょう(記事)。
ロンシャンの馬場はアスコットよりも速いので、ディープインパクトはもっといい勝負をしてくれると信じています。
ビングクロスビーSを勝ったのはStolen Gold産駒のPure As Gold。母父Relaunch、祖母父Our Nativeで、Raise a Nativeのクロスを持つアメリカンタイプのスピード馬です。
ゴーフォーワンドSはSpun Sugarが制し、今年GI2勝目をあげました。昨年はGIでも好走していたものの勝ち切れませんでした。血統表上はNearcoの4段付けです。
ドイツのGIバイエリシェスツフトレンネンはDashing Blade産駒のLord of Englandが勝ちました。Dashing Bladeは競走馬としてはGIを3つ勝ち、種牡馬としてはドイツで重賞勝ち馬を多数出しています。母父Los Santosは貴重なTantiemeを通るTeddy系のマイナー種牡馬です。祖母父Literat、曾祖母父Crepelloともに味があります。
祖母の産駒にLagunasがいます。
フランスの3歳牝馬限定GIアスタルテ賞はアガカーン殿下の生産馬Mandesha(配合)が勝ちました。父がDanzig系Desert Style、母父がRiverman系Lahibで、極めてアガカーン的です(ブログ1、ブログ2、ブログ3)。母の半兄にマンハッタンHなどを勝ったManndarがいます。母父Lahibは競走馬としてはQエリザベスIISを勝った名マイラーですが、種牡馬としては愛ナショナルSのMus-Ifを出した程度でした。祖母父Diesis、曾祖母父タップオンウッドも非常に渋いです。タップオンウッドは2000ギニーを制した名マイラーであり、血統的には貴重なFair Trial系でNearco、Hyperion、Native Dancerのようなメジャーな血を持ちません。種牡馬としてもその貴重な血を伝え、エリザベス女王杯のキョウエイタップを出し、BMSとしては歴史的名マイラーのRidgewood Pearlを出しています。
2歳戦カブール賞(GII)はOut of Timeが勝ちました。祖母Miss Carinaの産駒にムーランドロンシャン賞の勝ち馬で輸入種牡馬のメンデスがいます。フランスリーディングサイアーのLinamixの父としての方が有名でしょうか。メンデスの日本での代表産駒は大井の名馬ハシルショウグン、府中牝馬Sのジャニス、NZT4歳Sのヴァイスシーダーです。すべて日本での初年度産駒です。ヴァイスシーダーは地方に転厩し、川崎記念で故障発生。1着はハシルショウグンでした。逆に、ハシルショウグンは晩年中央入りし、障害戦で故障しました。
本馬にはMiswaki2×3の強引なクロスがあります。
2歳牝馬限定戦デピュタントS(GII)はGaudeamusが勝ちました。父はフォーティナイナー産駒のDistorted Humor。フォーティナイナーは種牡馬の父として優秀です(ブログ)。祖母は名牝Konafaで、一族にはヘクタープロテクター、シャンハイ、Bosra Sham、ラムタラ等、活躍馬多数です。
メルドS(GIII)はGalileo産駒のHeliostaticが勝ちました。母父Erins Isleが渋いです。エリンズアイルはJCにも参戦し、9着でした(1着はスターネラ)。
2歳牝馬戦プリンセスマーガレットSはNight Shift産駒のScarlet Runnerが勝ちました。母父のPersian BoldはBold Ruler系には珍しくヨーロッパの芝向きの子を出す種牡馬でした。
さて、KジョージVI&QエリザベスDS。勝ったのはHurricane Run。ハーツクライは一度は先頭に立ったものの惜しくも3着でした。アスコットの起伏の激しいコースをこなすのは大変ということでしょう。橋口師が先着された2頭にホームなら絶対に負けないと言ったのは偽らざる気持ちでしょう(記事)。
ロンシャンの馬場はアスコットよりも速いので、ディープインパクトはもっといい勝負をしてくれると信じています。