うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

春競馬まっさかり

2006-05-22 20:20:25 | 競馬日記
また競馬ネタです。
春競馬真っ盛りでネタに困りません。

プリークネスSはBernardiniが勝ちました。A.P.Indy産駒です。なかなかいい感じの配合に見えます。2冠を目指したBarbaroは残念なことに故障しました。

ロッキンジSは牝馬のPeeressが勝ちました。ダンシングブレーヴは牝馬にいい仔を出す、牝系に入っていい仕事をする、と私は主張しているのですが(ブログ1ブログ2ブログ3)、この馬の祖母父はダンシングブレーヴです(昨年のロイヤルアスコットでウィンザーフォレストS(GII)を勝ったときにも紹介しています:ブログ)。
ちなみに祖母父がダンシングブレーヴのGIホースには愛2000ギニー、ジャックルマロワ賞などを勝ったDubawiがいますね。母のZomaradahはイタリアオークスなどを勝った名牝です。

イタリーのダービーはGentlewaveが勝ちました。父はドイツ産のMonsunです。Monsunは極めて優秀な種牡馬で他に独ダービー馬のSamum、独ダービー、BCターフなどを勝ったShiroccoなどを出しています。ドイツ血脈を持っていて、イタリアで結果を残したとなると、今後の成績次第ではJCに来たら面白くなると思います(ブログ)。
ドイツはマーケット至上主義ではないにも関わらず、ドイツ血脈を持つ馬は世界各国でGIを勝っています。いい馬を作るのはマーケットではありません。そういえば昨年の凱旋門賞馬でカルティエ賞年度代表馬のHurricane Runの母父はドイツの至宝Surumuでしたね。

イスパーン賞はLaverockが勝ちました。
父は南半球の名馬Octagonal。代表産駒にこれまた南半球の名馬Lonhroがいます。母のSadler's Wells×母父Mill Reef系は近年最も成功したニックスの一つです(ブログ)。父がNureyevを持ち、BMSがSadler's WellsってのはKingmambo×母父Sadler's Wellsのニックスと共通しますね。
ドクターデヴィアス、シンコウキング,マークオブディスティンクションなどが出ている名牝系出身でもあります。

ところでIK血統研究所のサイト上、欧米主要GI勝ち馬の血統評価が更新されていました。ドバイWCを勝ったElectrocutionistが追加されたのですが、私の見方とだいたい一致していました(ブログ)。


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