1冊1冊が大型の箱入り本なので置き場の検討を続けていた。のめどがたったので「決定版昭和史 全20巻」(朝日新聞社)を買うことに決めた。最近、昭和にこだわりはじめている。本屋を散策していてタイムリーにこのシリーズが目に留まった。手元に置いて、昭和という時代を振り返るための事典代わりに利用する予定だ。
それにしても驚いたのは価格だ。このシリーズは新本で1冊が4000円以上する。20巻を新本定価で揃えると8万円を上回る。ところがフタバ図書古書部の定価は新本同様の全20巻揃いで総価格が2100円だ。この種のシリーズ本は置き場に困る、買い揃えなくても図書館で閲覧できる、CD化されたものが多い、なによりも売る側からすれば場所をとって仕方がない等、いろいろな理由の産物なのだろう。
本が好きだから本代はケチる。購入に際しては「最小の出費で最大の効用」を旨としている。それにしても全巻20冊で2100円には驚いた。手に取って中身を点検したのち、嬉々として「取り置き」を依頼した。期日の今日、本通りのフタバ図書に取りに行く。
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