旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

仙人

2012年04月17日 23時25分32秒 | Weblog
眠りたいときに眠って目が覚めたら起きる。畑が気にかかったら草むしりに出かけて野菜に肥料を施す。霞を食って生きてゆくわけにはいかないから食事はとる。読みたい時に読みたい本を読めばこれだけで私は満たされる。

昨夜は英訳「マタイによる福音書」の13を読み耽る。13を、なん度もなん度も読んでから和文の聖書にあたる。英文で理解した内容と和訳が一致すれば心が弾む。マタイは愛読書だからぴたりと一致する。「種まき人」という翻訳はいただけないにしても、神の子イエスは喩が上手いので恐れ入る。

「わたしが喩を彼らに話すのはこのためです。すなわち彼らは見ていてもむだに見、聞いていてもむだに聞き、その意味を悟ることもないからです。イザヤの預言は彼らに成就しています。それはこう述べています。『あなたがたは聞くには聞くが、決してその意味を悟らず、見るには見るが、決して見えないであろう。』」

13を読み終えた後で、「ブッダ 最後の旅」を読み返す。死に瀕したブッダの苦行が続く。

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