人工透析病院を経営する敬愛する先生から興味深い話を聞いたことがあります。命にかかわるから、暴食はやめなさいと指導する。患者さんは平気で暴飲を繰り返す。そこで、家族の協力も得て家庭内でも監視する。すると、外食で暴飲を繰り返す。仕方がないから入院させる。ところが好物を病院に持ち込んでやはり暴飲を繰り返す。医師として怒り心頭に達して、そんなことを繰り返していると死んでしまいますよと叱責する。すると患者さん、しかられた子供のようにしょげかえった風をするが目は笑っている。こういう患者さんって最後には決まって、どうせ死ぬのだから、うまいものをたらふく食って死にたいと平然と返すのだそうです。
この患者さんのように何でも自分に快感を与えることに流れ、自分をコントロールできない患者さん、透析患者の何割かを占めるこういうタイプの患者さんのことを、先生は「快楽病患者」と呼ぶそうです。そして、こういうタイプの患者さんには、死に対する恐怖感というものが希薄なのだそうです。
この患者さんのように何でも自分に快感を与えることに流れ、自分をコントロールできない患者さん、透析患者の何割かを占めるこういうタイプの患者さんのことを、先生は「快楽病患者」と呼ぶそうです。そして、こういうタイプの患者さんには、死に対する恐怖感というものが希薄なのだそうです。
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