旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

資源ゴミ

2014年11月23日 20時43分14秒 | Weblog

本の整理を始めた。かねてから別棟の書庫が欲しいのだが、大した庭じゃないとはいっても大型のヨド物置やプレハブだと景観を損ねるし、木造だと強度に問題が残る。うず高く積み上げるだけでは、蔵書の用をなさない。買った本は読みたいときに、いつでも引っ張り出せるようにしておきたい。
まず、この5年間読み返していない本は自然ゴミとして原則捨てる(収集してもらう)ことに決めた。何の未練なのか、例えば発行年度がかなり古い六法全書が10冊ばかりある。判例六法も含めて広島市にこの10冊を収集してもらうことになる。次に、同じく古い企業会計や税制に関する注解書が20冊ばかりある。これらも不要だ。法律や会計学関係は「3日遅れの古新聞」が多い。そろって収集車行きだ。
英和辞典を筆頭に和英辞典、研究社の新英和大辞典やロングマン和英中辞典にいたるまで、独和・西和を含めて20冊余りの外国語の辞典が埃をかぶったままだし、哲学辞典や哲学事典も岩波と平凡社の大事典をはじめかなりの数がある。英和、和英・哲学・経済学関係の事典はこれから仕訳を始める。
辞典・事典の仕分けがすんだら、他の専門書の仕分けに向かう。Webのおかげで知らないことを明らかにすることが随分と楽になった。Webで確認して済むような本をわざわざ蔵書しておく必要はない。
心境の変化なのだろう。関心が向くまま本をがつがつ読むよりも、うっすらと見え始めた私の道に引かれるような読書と思索が始まったようだ。私の書斎は皆の居間に戻してよい時期に来たようだ。さて、どのような書庫を残したものか、本をめぐる楽しみはこれからも尽きることがない。


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