薔薇づくりに凝っている・・・というよりも、たかが2本の株に大輪の薔薇を咲かせようと懸命である。春先に、朽ちかけたバラの株の根元に小さな芽をみつけたのが始まりである。さっそくバラ作りの本を買って、注意深く芽の成長と取り組んだ。
ものの本によると、バラの新しい枝のことをシュートと呼ぶ。30センチほど株から離れた円周に肥料を生める。一度目は肥料を埋めたままにして水はやらない。バラをその肥料に慣れさせるためなのだ。
春先の小さな芽は、2ヶ月を経て太さが1センチ、高さが1メートルほどのシュートに成長した。7つの蕾をつけている。もう一方のバラも、2輪の大振りなバラの花をつけた。
オーソン・ウェルズの「市民ケーン」では、「Rose bud(バラの蕾)」は、子供の頃、ケーンが愛したソリの名前であった。わたしはバラの栽培に愛着を感じ始めている。夢は、「ローズ・ガーディン」づくりへと膨らんでいる。
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