「孔子」「孟子」「大学」「中庸」を合わせて四書という。
その「大学」の書き出し。
「踏みとどまるべきところがはっきり解ってこそしっかり落ち着くということになり、しっかり落ち着いてこそ平静であることができ、平静であってこそ安らかになることができ、安らかであってこそものごとを正しく考えることができ、正しく考えてこそ目標も達成できるのだ。ものごとには根本と末端とがあり、また始めと終わりとがある。何を先にして何を後にすべきかわかるなら、それでほぼ正しい道を得たことになるのである。」(岩波文庫)
「大学」は孔子の門人の曾子の作、「中庸」は曾子の門人の子思の作。そして、思子の門人に学んだのが孟子である。
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