旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

ブックオフ

2015年02月01日 21時16分46秒 | Weblog

古本屋巡りができる環境が整ったので久しぶりにブックオフ緑井店で本を漁った。
辻ミチ子著「女たちの幕末京都」(中公新書)。「歴史に名を残すことのない女子衆も、世の荒波に挫けずに必死に生きていた。そんな民衆の姿を描きたかったが力不足で描き切れなかった。たとえ力強く生きていたにしても社会的発言の少ない女たちであるから当然資料も少ない。」とあとがきで著者自らが述べているところに時代の哀しさを覚えた。
保坂正康著「田中角栄の昭和」(朝日新書)。「田中角栄」(中央新書)を読んで、そこそこの角栄通になっている。過去には「日本列島改造論」を流し読みして
、その土建屋体質にあきれるというよりも感銘すら覚えた記憶がある。
「ああ、顔文不一致」(洋泉社新書)、「官僚に学ぶ仕事術」(マイコミ新書)は愛嬌がある本だ。
クライエントと話していて、ガリレオが唱えた当時の地動説に興味が湧いた
。その数日後「ガリレオ」(中公新書)をみつけたことになる。「学習障害 LD」(中公新書)、「自由
主義の再検討」(岩波文庫)も手に入れた。この3冊は仕事との関係で気に掛かる部分に目を通さずにはいられない


節制または摂生2年余

2015年02月01日 07時56分13秒 | Weblog

「惰性で酒を飲まない」「適度のウォーキングに励む」「先手先手を打ってストレスを抱え込まない」ことにこだわって苦節2年余、顕著に血圧が降下を始めた。さらに「睡眠を十分にとる」「PCに向き合う時間を少々減らす」。そして春を迎えるころに高血圧と決別する。これがわたしの描くシナリオだ。
原因不明の高血圧(本態性高血圧)には摂取カロリーの過多と運動不足という潜在的な(顕在化している場合は原因が明らかなのだから本態性の高血圧ではない。)主要因があるように思う。まさしく高血圧は生活習慣病(運動不足病・摂取カロリーのコントロール不足病)だ。
摂取カロリーを減らすための禁欲については一端の儒者のようになりたいと思ってきたので抵抗はない。仕事から生活に支点を移して効率よりも体と魂を鍛えなおすことを重視している。精神の方も引き締まってきた。体を鍛えなおす準備がようやく整った。