旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

返信

2009年09月12日 21時08分21秒 | Weblog
ご拝読ありがとうございます。忌憚のないコメントありがとうございます。以下、少々見解や意見の相違があります。

「勤労の義務」には、義務を怠った場合の懲罰規定がありません。「黙って働け」というニュアンスとは異なるように思います。また、日々、職業相談に応じつつ様々な求人票を見ています。求人の90%以上の企業の月の基本賃金は、13万円から20万円までの範囲に収まります。これで中流とはいえません。

ソ連が崩壊し、中国が市場経済に移行しつつある現在、資本主義経済のネガティブな部分よりもポジティブな面を評価してみるのも悪くはないと考えています。男女雇用機会均等法の制定に象徴される男女共同参画型の社会は、これからの労働や消費経済にとって望ましい制度なのではないでしょうか。

久しぶりに敬愛するドクターと話しました。「最近の中若年層はなぜ故に競争することや努力することに億劫なのか?」という話題になりました。「ゆとり教育」のせいだとドクターは断罪しました。社会であれ学校であれ、目標に対して激しく競争した者、懸命に努力した者には得るものがある。怠った者には得るものがないであろうという推論です。

人間の意欲の源泉について考えることが多い日々が続いています。