リビングストン←→相模原 日記

リタイア後、日本→スコットランドを行き来して何とか暮らしている。

Edinburgh & West Lothian 遺跡巡り

2021年08月03日 | スコットランド
家から車で行ける範囲で遺跡巡りに行ってきた。
https://www.ancient-scotland.co.uk/
を見ると、

10数キロ以内に4つほどある。


一覧表で見ると、





 
以上が、Edinburgh(Mid Lothian)、West Lothianにある遺跡だが、まずは、Tormain Hillにある、Cup and Ring Marksで、日本語では盃状穴(岩石や石の構造物等に彫られている盃状の穴の事。wiki)との事でこの用語は初めて聞いた。


日本だったら、現物はどこかの博物館辺りで保存され、現地にはレプリカが設置されるかと思うが、何やら本物の様でもある。

こちらでは”vandalism”が盛んだし、近くにはベンチが燃やされた跡や、草むらで宴会を行った後のごみの散乱などがあるので、よく壊されないものだと感心する。



まあ、付近にはこれが5000年前の遺跡であることの表示も無いので、気づかれないのかもしれないが。




この一帯が遺跡なのだが、柵も無く、何の表示も存在しない。




高台にあるので、途中に展望台が2か所あるが、このベンチの一部が燃やされていた。
これは西側の景色の表示板。


これは東側で、



エディンバラキャッスルもよく見える。




West Lothian CouncilのシンボルにもなっているViaduct(鉄道橋)はハリーポッターで有名になったGlen Finnanの鉄道橋にも似ている?




フォース3橋も。

次に訪れたのは、上の表にあるエディンバラ空港近くのEaster Nortonにある、”Standing Stone”:日本語で相当するものは思い浮かばないが、メンヒル、モノリス、メガリス、などの巨石記念物の名称が当たるのかもしれない。

このEaster Nortonの”Standing Stone”はえらく細い道から見えることは見えたのだが、近くに車を停めることのできるスペースも見当たらず、麦畑の中にあったので近くに行くことはできなかった。

そして、次はNewBridgeのラウンドアバウト横にある、”Huly Hill Stone Circle; Burial Cairn”で





円形の土塁と



周囲に3つのモノリスがある。








このモノリスがもっとたくさんあれば・・・




ここにも何の表示も無かった。

日本だったら、観光地になっているのかもしれない。


最後の遺跡見学の前に、Bathgate HillsのView Point”Knock”に30数年ぶりに行ってきた。



なにやらモノリスのようでもあるが、これはコンクリート製。






またフォース3橋。

そして、最後に行ったのは、上記のKnockから1Km?ほどの丘にある、Galabraes Standing Stones。




なかなかの壮観。




正面から見ると形が全然異なる。






ところで、Galabraes Standing Stonesとなっているのは、これも元はモノリスだった様で、根元から折られている。

と言う事で、近所にある5000年?ほど前の遺跡4か所を見学して来たが、どこにも案内板も説明書きも柵も全く存在しなかったのは、破壊対策なのかもしれない。


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