昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

今年初めての夏日!

2006-07-13 18:54:54 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 先ず前段に・・・
20歳の女性が、ブログのネタ欲しさからの放火の容疑で、昨日逮捕されたと云う。そのことは正直言って、とても複雑な気持ちになり深く考えさせられた。
 
 さて、 
 昨夜の気象情報では、今日の最高気温は25度と云う事だったが、ここのところ雨で肌寒い日が続いて、朝晩にはストーブを点けたほどだったから、急にそんなに高い気温、しかも一気に夏日に成るなんてことは、とても考えられないことだった。
 ところが一夜明けて見ると、昨日までの雨雲は跡形も無く、真っ青な青空が広がっていたのには全く驚いてしまった。更に時が経つにつれて気温がグングンと上がって、11時頃には既に25度を超え、なんと今年一番を記録した。
 まさに夏日、しかも今年初めての夏日だ。この3日ほど室内歩きを余儀なくされていただけに、何はともあれ戸外で太陽を一杯に浴びようと、家を飛び出し湿原道路へ繰り出した。

 湿原道路と云っても、単に私がそのように呼んでいるだけで、実は自転車道路の延長線上に位置する湿原の、ほんの入り口程度の場所なのである。実際には「湿原遊歩道」と指定されているものは、市内の湿原展望台の近くにも、また隣村には湿原内部により深く入り込めるものがあるが、とかく身体に欠陥のある老夫婦がウォーキングがてらに気軽に行けるのは、せいぜいこの自転車道路から覗ける程度の場所なのである。

 やく12日ぶりに訪れた湿原は、時節柄道路沿いの草木の成長ぶりには目を瞠はるほどだった。「コバイケイソウ」の花は終わり、代わりに「オオハナウド」が道路沿い一杯に咲き誇っていた。
 また昨年と異なり小鳥の数が増えているようで、姿こそ滅多に見せてくれなかったが、多様な鳴き声からもそれは窺われた。

樹間から見られる雲は既に真夏そのものである。

ハマナスの花の彼方に広がる夏雲

自転車道路沿いで咲き誇る「オオハナウド」の花

同上の花弁

その合い間には「ノコギリソウ」の花が咲いていた。