昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

時間つぶしに・・・

2009-09-14 20:11:07 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 老妻と買物に行く場合、手術前まではいつも一緒に店に入ってカートを押したりして手伝うのが普通だったが、術後の今は体力が極端に衰えていたから、とにかく今流行の新型インフルエンザが怖かった。
 だから今は、老妻の買物が済むまで車で待つことにしています。この間、その日の天候と体調にあわせて、駐車場の周りを歩いたり本を読んだりして時間潰しするのが常です。
 その日は、一日中曇りの予報でしたが、いつもの買物時刻になると雲が切れ始めて青空さえ現れたのです。
 せっかく天気が良くなったのに車でじっとしている手は無いとばかりに外に出たのですが、出入りの車に気をとられながらの駐車場内の歩きも詰まらなく思えたので、店の裏側に拡がる住宅街をのんびりと散歩しようと思い立った。
 どうせ老妻の買物は小一時間ほどかかるだろうから、それに合わせて車に戻れば良いだろうと、車も人通りも割り合い少ない通りに向かった。
 歩き始めて直ぐに気付いたのは、河畔や公園などの野性の花に比べて花の数が多いことで、各家ごとの庭は何処も華やかだった。
 各種のダリアなどが競い合って咲いていたが、他所様の家に向かってみだりにカメラを向けるのは憚られたので、写真は諦めて見るだけでその場を離れた。

 陽が照っている内は暖かくて気持ちが良いのだが、太陽が雲に隠れると一変して風が急に冷たくなって来る。
 やはり季節の移ろいは確かなようである。その風に追われるようにして急いで車に戻った。

ちょうど良く庭に出ていた住人に話して撮らせて貰った・・・アジサイ  

道端の植え込みに咲いていたユリ        

同じくコスモス


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