昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

新釧路川の白鳥

2007-01-09 18:16:26 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 新年早々七草と成人の日に襲った時ならぬ爆弾低気圧は、幸いにもこの地域には余り被害も残さなかった。そして祝日の成人の日が済んで今日には、松飾りなどを取り外した後でのお正月気分は完全に払拭されて、極く自然に日頃の生活に立ち戻った。

 老人夫婦の処なんかには、お正月だからと云ってわざわざ訪れて来る人なんかは、どうせ余り居ないだろうからと、とにかくテレビ三昧と寝正月を決め込んで、食品だけはタップリ買いこんでいた。しかし年末から碌な買物をしていないから、さすがに今日あたりになると冷蔵庫はガラガラ状態で、何だか酷く侘しくて滅入った気分にさせられた。
 早速く今年初めての本格的買出しに出掛けようと、今朝早くから老妻とも相談して昼前早くに出掛けることにした。と云っても雪道の運転には余り自信の持てない老人のこと、大袈裟に「今年初の買い出し」と云っても目と鼻の先にある、日頃行き付けの量販店に向かうだけである。

 暇を持て余すほどの老夫婦の買物だから、店内ではいつものように品選びにタップリと時間を掛ける。ただ今日は何度か食品のケースを巡り歩いたが、目指す物が見当たらなかった。止む無く次の店、川向こうのスーパーにまで足を伸ばすことにした。ところがその橋の途中で老妻が、川面に浮く白鳥らしきものを見つけた。
 まさか爆弾低気圧の真っ最中に飛来はしないだろうと半信半疑だったが、とにかく確かめようと老妻を店先で下してから、夏の間歩いていた河畔公園の遊歩道から見たところ、それは間違いなく白鳥の群れだった。暫らく留まって居たようで、近所の人が餌を与えているように見受けられた。
 買物帰りに再び立って、車中から見つけた老妻にも見せてやったの事は云うまでも無い。 
 
 カメラに収めようと土手を下りかけたが、雨混じり雪が積もっている上に、普通の短い靴では足元が悪くて近付く事が出来なかった。

向こう岸や流れの中央のも合わせると全体で30数羽・・・

幼鳥も親の間で一塊に・・・

同じく白鳥



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2 コメント

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じゃこしかさん、こんばんは (polo181)
2007-01-10 17:40:43
なかなか貴重な写真を撮りましたね。これは、間違いなくオオハクチョウでしょう。ただ、クチバシの色を見ないと断定はできません。釧路川にも来るんですね。私は、先ほど八ヶ岳から帰りました。
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poloさんこんにちは (じゃこしか)
2007-01-11 12:05:19
 poloさんのようには中々上手くはゆきません。技術は勿論機材も問題になりませんから。
 それに不心得者が居るようで、人を恐れて少しでも近付くと直ぐに岸辺を離れてしまうのです。

 この辺では珍しいので、私ら老人にはとても良い
慰藉になります。
 後ほどお伺いいたします。
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