昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

老婆と白鳥

2007-01-13 17:10:36 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 何時もの量販店だけでは用が足りなくて、今日もまた川向いのスーパーに足を伸ばした。買物を済ませてからここまで来たついでだからと、先日の白鳥を確かめに河畔遊歩道に行って見た。

 「コーイコイコイ、コーイコイコイ」と呼び掛けながら、手招きをして老婆がパン屑を投げると、一気に近寄って来て取り合いを始めるのが居ると思えば、とかく人間は信用出来ないとばかりに至って懐疑的なのか、一定の距離を置いて一向に近寄らない群もいた。 それでいながら風に煽られて安全圏と思われる地点まで飛んで行くと、我勝ちに一斉に奪い合う姿もそれはそれで微笑ましいものだった。また老婆の手の動きに釣られてカラスやカモメが舞い、更にトンビまでが上空でパン屑の動きに右往左往している。
 それらの様子が面白くて、時間が経つのも忘れて暫らく見入っていた。

この老婆だけには大分慣れているようでその呼び掛けに寄って来る

このお婆さんと一緒だと近寄っても逃げて行かない・・・

安心してむしろこちらにも寄って来るようだ

幼鳥もパン拾いに必至だ・・・


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
じゃこしかさん、こんばんは (polo181)
2007-01-13 21:54:41
なかなか沢山居ますね。どうやら、これもコハクチョウのようです。オオハクチョウは、もうすこし大きくて、クチバシの黄色い部分が長い。
パンを投げるのは良くないなぁ。諏訪湖では、市の観光課が餌を撒いていた。パンには塩分がかなり含まれているから、草食のハクチョウには健康によくありません。餌は川岸にいくらでも水草があります。ちょっと残念ですね。どこでもやっていることだけれど。
返信する
poloさんこんにちは (じゃこしか)
2007-01-15 10:19:49
 端的に云って、恐らくこの老婆は白鳥が主として食べる物を知らないのだろうと思われます。此処には滅多に来るわけでも無く、また来たとしてもせいぜい一週間どまり、川が凍って餌が獲れなくて可哀想・・・ただただその一念からの行為でしょう。特に先日の爆弾低気圧の後だけに、己の身に置き換えたのだと思われます。

 poloさんの水鳥に対する類い稀なる情愛からすれば、恐らく耐えられない事でしょうね。
返信する

コメントを投稿