昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

雪の日のツグミ

2014-02-20 16:47:38 | 日々の雑記
  遅くなりましたが、この度の未曾有の暴風雪で、今なお多大な被害を受けられた多くの皆様方に、心からお見舞い申し上げます。

  先日週末に本州を襲って多大な被害をもたらした暴風雪は、東北そして道東地区にも到達、僅か数センチ程だったそれまでの積雪を、たった一夜で一気に30センチ近くにまでして去りました。
 昨日まで鳥たちが群がっていた餌箱は、すっかり雪に覆われてしまい全く見えません。
 それにしても吹雪の中で、あの番いのヒヨドリや新顔のツグミたちは、何処で如何しているのかと、少し心配でもありました。
 何気なく窓の外に目を向けた時でした。鳥が飛んでいるのを見たので、窓に近づき良く見ると、それはいつものヒヨドリで無くてツグミだったのです。
 ツグミは今までに余り見掛けない鳥なので、鳥影はてっきりヒヨドリかと思ったのでしたが、まさかせいぜい年に一度くらいしか姿を見せないツグミだったとは、しかもこの猛吹雪の中を飛んで来たとは、本当に驚きました。
 ツグミはその後も行ったり来たりを繰り返しておりましたが、一向に治まらぬ吹雪に耐えかねたのか、何時の間にか飛んで行って仕舞いました。
 二つの餌箱が共の雪で覆われて仕舞っているのには、きっと気が付かなかったのでしょう。何だか可哀想でなりませんでした。