昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

婆さん達から餌を貰う白鳥

2013-02-15 16:32:09 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
  久しぶりに川向こうのスーパーでの買物帰りの事、やはり白鳥たちのことが気になって帰り道を迂回して、支流の仁々志別川に寄って見ました。
 本流の釧路川は依然として全面が凍り付いたままでしたから、幼鳥を抱えた白鳥たちの群れの様子が心配になったからでした。

 この支流はもともと川幅が狭いので白鳥たちは、流れに沿って細長く列をつくって群れているはずでしたが、その日はなぜかひと処に固まっていたのです。    

 それも人道橋に下に群がっていたのです。初め遠目では気が付かなかったのですが、近づいてよく見ると人道橋には3・4人の老人たちが孫連れで来て餌をやっていたのです。
 白鳥に与えていたのはパン屑なのでしょう、お孫さんの一人が中央に近寄れない遠くの幼鳥に届くように遠くへ投げているのは、確かに食パンの耳だと認められたからです。
 しかしなかなか幼鳥までは届かず、その殆どは水面まで届かず、何処からとも無く割り込んできた海猫(カモメ)に横取りされてしまいました。

 白鳥たちは、流れがこんなに狭い支流に何故群れて居るのでしょうか、それはキット住宅街が近くてしかも人道橋が架っているからでしょう。
 それにしても野犬や野良猫など、一頃の様に北狐などは居ないでしょうが、逃げ場の少ない支流にとどまって居るのには、やはり住民たちから餌が貰えるかでしょう。

食パンに群がる白鳥たち