珍しく三週間余りも雪が降らず、しかもつい先頃までマイナス20度前後まで下がっていた気温が、嘘のように良く晴れた暖かいが続いておりました。
いつもの年であれば餌箱はすっかり雪に覆われて、せっかくやって来た小鳥たちが、戸惑うように枝から枝へと飛び回るのが普通だったのです。
それが今年は餌の無くなるのが早くて、逆にこちらが戸惑う始末でした。
しかし今は仏壇へお供えした果物などを与えているので、事欠くことはありません。
仏壇にお供えしたものは、無駄にならないようにと早め早めにおろして食べる様にしているのですが、時おりうっかりして下ろし忘れて傷めてしまうのです。
そんな時は無闇に捨てるよりは、小鳥にやるのが供養になると坊さんに聞いた事があったからです。
ある日の午後でした。いつもはもっと早くに何度か現れるはずのヒヨドリやシジュウカラなのに、その日に限って一度も姿を見せませんでした。
夕べ少し傷んだ種無し柿を置いたばかりなのに・・・半ば諦めかけてテレビを見始めた時、庭に小鳥の気配を感じました。
それは紛れも無く待ちかねていた小鳥だったのですが、ヒヨドリでも無く又その身体の大きさからシジュウカラでもありません。
ヒヨドリと同じ体付きなのですが、カラフルだったのでヒヨドリのメス鳥かと思いました。しかしパソコンで検索すると、ヒヨドリの雌雄は判別が付かないほど同じだとありました。
更に色々と調べたのですが、私には分かりませんでした。せっかく飛んで来てくれたのに、そのままにして置くのは勿体ないし、それに誰かが教えて呉れるかも知れないと、勝手都合よく考えて載せることにしました。
なお先輩ブロガーの方でとても野鳥に博識な方がおりまして、判らない時には詳しく教えて頂いていたのですが、永い事不義理とご無沙汰を致しておりますので、申し訳なくて今さら連絡は出来ません。
名前の分からない鳥