昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

凍れから逃れて

2013-01-29 16:46:52 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
  今年の雪は、なんと昨年の三倍強という積雪でしたから、高年齢での運転を危ぶむ家人の心配の所為で最近は、車での外出はかなり少なくなりました。
 そんなわけで普段から白鳥の様子が気になっても、河畔方面は日頃の買物コースとは違うものですから、その機会はめったに有りませんでした。
 それが先日のことでした。その日は珍しくいつもの強風も無く、気温もプラスで珍しく暖かな午後のひと時、幸い家人の留守の間にこっそりと抜け出したのです。
 行く先は当然日頃から気になっている河畔の白鳥、真っ直ぐに河畔のいつもの場所に直行しましたが、白鳥たちは川面の何処にも見当たりません。
 せっかく抜け出して来たのにと、多いにがっかりしながら帰りかけた時、ふと頭によぎったのが数日前の風雪でした。
 以前もそうだった様に、住宅街の中を流れる支流の仁々志別川に避難したのではないか・・・きっとそうに違いないと、早速に方向を変えて支流に向かいました。

 その私の勘は見事に的中、前は4羽しか居なかったのに、川幅の狭い仁々志別川では20羽ほどが犇いていたのです。
 写真を撮り終えて、私は多いに満足して家に戻りました。

 なお家人は80才になった私の運転を心配してくれますが、たとえ雪道であっても吹雪などのよほどの悪天候でなければ、私はまだまだ大丈夫という自信をもっております。 
 今度白鳥合えるのはいつだろうかと・・・楽しみです。

支流に避難していた白鳥たち





凍ってしまった川面