昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

耳の検査(聴力)

2007-11-10 18:53:04 | 日々の雑記
 今回の体調不良の原因は、年甲斐もなくパソコンに凝りすぎて無理を重ねた結果とされたのだが、そもそもその十日ほど前から加齢による耳鳴りが主で、パソコンは単なる引き金に過ぎなかったのだと思われます。
 あまりの不調から訪れた行きつけの医師に応急処置をうけ、さらに医師の指示で、日をあらためて行った先での耳鼻科で問診や簡単な検査の後、後日耳の精密検査を受けることになった。
 それに付いて看護師の注意の中に、検査の時耳の中に冷水を注入しますので、その折眩暈などの現象で場合によってはかなりのショックがあります。明日は一人でなくなるべく家族と一緒に来てくださいとのことで、さらに車の運転も避けた方が良いとのことだった。
それで私もいささか心配になって詳しくその内容をたずねたところ、ひどい眩暈を起こして暫く立ち上がれなくなったり、気持ちが悪くなって嘔吐する人もいました。また例は少ないのですが、ショック激しすぎてベッドから落ちた方もいたそうです。
一応用心の為ですから、出来ればそうして頂ければよろしいのですが・・・。
看護師のその言葉に多少不安もあったのですが、当日は老妻と一緒に出かけた。もちろん車は運転して行ったわけで、若し何かあればタクシーで一旦帰宅して,車は気分が落ち着いてから取りに戻ればよいだろうと思ったのだった。

検査室は建物の隅にある小さな個室で行われた。ベッドに寝かされて待つことしばし、やがて医師が助手の看護師とともに入ってきて、
「さあ始めましょう・・・」
と私に声をかけると、看護師が耳に冷水を注入した。
 その冷水のあまりの冷たさに、思わず声を上げて半身を起こしてしまったほどだった。そんなことから始められた検査だったが、後はスムーズに両耳の検査はとどこおりなく終りました。
一番心配だった反応のほうは、多少の揺れがあったものの大したことはありませんでした。
検査の結果からの医師の診断は、まさか私が・・・と思う初期の「メニエール病」だった。その後色々と注意をうけて飲み薬をもらって帰宅した。

それ以来パソコンやまたウオーキングも散歩ていどに控えて、約一ヶ月が過ぎてしまいました。その甲斐あって症状が大分治まり、このたび再度ブログを始めた次第です。しかしまだまだ無理は出来ませんので、休みやすみ続けてゆきたいと思います。

     メニエールなる奇妙な病いとり付かれ
      ただ戸惑いの日々を過ごせり


   上の短歌は駄作ですが恥を忍んで載せてみました。