食欲はだんだんなくなる。ご飯類も、主菜、副菜も美味しく感じることがなくなり、食べる量が減り、食べなくちゃ回復が遅れると、半ば義務的に、口に押し込む感じだった。反面、間食用の果物やゼリーやクッキーなどは、少量だが、素直に入り、味覚が変わってしまったのかと、驚く次第だった。
27日には、抜鈎。お腹の表面を縫い合わせているホチキスの針を取ってもらう。表面的には、だいぶきれいになってきた。
28日。相変わらず、食欲はない。無理に食べることはやめる。食事は、1〜2割も食べなかった。完食の果物やゼリーは食べれた。午後の間食は食べないことにした。歩行は、午前中に1500歩歩いたが、午後は歩かなかった。
具合の悪い時は、食べず、じっと休む。を実行。
この数日間、日中も、ダルさと腹筋の鈍痛が続いていたが、明日からは、日中も痛み止めを飲み、我慢はしないことにした。
腹水の漏れは問題ではない。当ててあるガーゼが少な過ぎ、汚してしまっただけだから。ガーゼを厚いものに変えてもらい、解決する。しかし、ガーゼ交換が頻繁になる程、量は増え、その状態は数日続いた。
26日には、お粥に変わる。歩行運動も、午前と午後の二回行い、2100歩。夜は、痛み止めをもらい就寝。
27日。食事は、ご飯になる。おかず類も、常食とほぼ同じになる。ただ、術後食で、量は少なめにして、10時と3時に、間食を取るという、1日5食は続いている。午後には、レントゲン撮影にゆく。それも含め、歩行は2700歩。
両日とも、なんとなくのだるいような感じがして、ベットに横になっている時間が多かった。ガーゼの交換も頻繁だった。
2月になった。もう一月が過ぎた。
禁食中だ。でも、体調は悪くない。廊下歩行も、順調にやれている。どんぞこしょうじょうは、抜け出れたようだ。たぶれっとにむかおうというきもちにもなってきた。
