畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

夜雨

2017-09-04 18:03:56 | 農作業

9月4日(月)  ときどき 

深夜、2時前、コメの水分が、設定水分となり、機械が止まるころの時間だ。作業場に向かうと、もう機械は停止していた。乾燥機の水分測定だけに頼らず、水分計で、玄米の水分を測定する。かなりのばらつきはある。水分計で測っても、ほぼ指定の水分なのを確認し、朝からの籾摺り作業のため、モミの温度を覚ますため、通風運転を、2時間ほどタイマー設定をして、部屋に戻り布団に入る。一時間ほど経過していた。

布団に入っても、ちょっと目がさえている。アルコールに頼るわけにもゆかないので、小説を開く。しばらくして、今まで静かだった外がにぎやかになる。この夏、いやというほど聞いた、雨音だ。屋根から落ちる雨だれの音ではなく、雨粒がトタンを直接たたく音。弱い雨ではない。ちゃんと水たまりができるくらいの量のようだ。これでは、上がったとしてもしばらくしないと稲刈りはできないだろう。早くに籾摺りを終わらせて、圃場に出ようと意気込んでいた気持ちは、打ちのめされ、がっくり。これじゃあ。急ぐ必要はない。アルコールには頼らないが、目をつぶる。緊張が解けたからか、うとうと。外のにぎやかさに目を開けると、薄明るくなった外は、かなりの大雨。もう、少なくとも午前中は無理だ。

布団から出るのは6時ころ。いつもは犬の散歩で早い連れ合いもベットの中。

結局、日中も霧雨状だったり、昼からも、弱い雨が降ったりで、稲刈りにはならなかった。

籾摺り。変換畑のロータリー耕。草のひどかった大ぼらの開いた田んぼのロータリー耕。草対策。ボラを直すために、ミニショベルなどの機械を通すため、部分的に耕さないでおく。

コメント
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