畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

彼岸花

2008-09-18 19:47:56 | 暮らし
9月18日  のち 

しとしと雨の朝を迎える。外仕事は、合羽がないとちょっと無理かな、という程度の雨。一日遅れてしまった。大根などの、一回目の種蒔を予定していたが、これではできない。台風の影響で、雨が続きそう。そうなると、一日遅れが、何日かの遅れになってしまう。
稲刈りの遅れと、「遠出」で、遊んでしまったせいかな。
午前中は、合羽を着て、畑の透明マルチの撤去、草取り。雨があがったら、即種まきできるように、用意しておく。午後は、ハウス内の草取り。頼まれた、籾すり。

彼岸花が咲いた。

家の前の道路の脇に、毎年咲く。彼岸花が芽を出す前に、草を刈っていたが、今年は間に合わなかった。16日、雑草の中に、赤いものを見つけてしまった。これも、何日か遅れ。残念なことをした。
それにしても、不思議な花である。秋の彼岸が近付くと、何の予兆もなく、突然、地面から、蕾を突き出す。すくっと伸びて、花を開く。この花を見つけて、お彼岸が近いと、思う。秋を実感する。花の形も珍しい。目を楽しませてくれた後、花のことなど、忘れていると、濃い緑の葉が、まとまって出ている。そのころには、派手派手しい、花のことなど、我知らずと、何のことはない草の様に、葉っぱだけで、目立たぬようになっている。

地面から突き出た蕾


つぼみの群落