ルンルンピアノ

ピアノ教室の子どもたちとの楽しい毎日。。。。。。

296      富岡鉄斎

2006-04-29 21:03:37 | Weblog
※「宝塚ガーデンフィールズ」のアネモネ クリック♪

きのうの散歩のせいだろうか、心なしか体が軽く感じる。
散髪に出かけるN(どろ縄)と一緒に家を出て、参道の鳥居前で別れた。
きょうは足がすっすっと出る。
他の参拝客を尻目に、スタスタと早足で歩く(優越感)

ヘンなおじさんが経営していた食堂前に来ると、先日まで貼られていた「貸し店舗」のビラが
「貸し事務所」に代わっていた。

もう少し登ると甘いニオイの漂う「手焼きせんべい」のお店。
ここはピアノの生徒のお家なので、うつむきながら足早に通り過ぎる。

もうちょっと行くと例の「ヘビや」さん。
珍しく、木枠の引き戸が半分ほど開いている。
暖かくなって来たし、土日とも開けているのかも知れない。

ここらから道端の露店が多くなる。
アンパンマンのかたちをしたベビーカステラを、鳩たちがしきりに突いていた。
オイシイものはやっぱり分かるのだろうか・・・

あっという間に「清澄寺」に到着。
くもり空のせいか、池を見ても甲羅干しのカメの姿はなかった。

一願地蔵尊さんに水をかけながら願い事をする。
これはナイショ♪

鉄斎美術館の境内に出る。
きょうは時間もタップリあるので、久しぶりに鉄斎を観る事にした。

300円払ってスリッパに履き替えると、ちょうどビデオが始まるところだったので座って観る事にする。
鉄斎に関して何の知識も持っていなかった私にとっては、とても面白いビデオだった。
初めてここを訪れる方は、是非ともこのビデオをご覧になった後で作品を見ることをオススメする。
・・・とエラそうに言いつつ、けっこう長いビデオだったので(30分以上はあったと思う)
おしまいの方はパスして展覧室に移動してしまった。

きょう初めて、写真にて鉄斎の容貌を知った。
90年という長い歳月を生きた富岡鉄斎は、白いアゴひげをたくわえた仙人のような風貌だった。
どの派閥にも属する事なく、終生自由な魂で絵を描き続けた。
国内をあちこち旅し、若い頃には富士山に登った事もあったようだ。

少し意外だった事は
鉄斎は幼い頃から耳が悪く、ほとんど聞こえなかったという事実だ。
「のびのびと楽しく、良いものはすべて受け入れよう」とする姿勢で
90歳まで約一万点の作品を残した鉄斎。
鉄斎の耳がごく普通の・・なんの変哲もない耳であったら・・・
もしかすると今日の作品は無かったかも知れないな、と一瞬考えた。

美術館を出て参道をトットコ下る。
途中で、サルの置物(プレゼント用)、ウルメいわし、お赤飯を買う。

途中まで下ったあたりの左手に、『家相鑑定』という看板が置かれた小さな店がある。
ここの入り口に貼られたポスターが非常にブキミで、昔から欲しくて欲しくてたまらない!!
でも、このお店が開いているのを今まで見た事がないので、
いくら欲しくても手の打ちようが無いのだ。

参道に行く機会があれば、ゼヒご覧下さい

おわり
コメント (7)
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