ルンルンピアノ

ピアノ教室の子どもたちとの楽しい毎日。。。。。。

1430    第36回近鉄将棋まつり & 民事裁判通告書

2009-08-12 19:30:50 | Weblog
※ 目かくし将棋。
  わかりづらいですが、向かって右が澤田四段
  左でうつむいているのが大石四段。
  クリック♪

早起きして、近鉄将棋まつりへ出演のNと一緒に8時半に家を出る。
10時前に着き、新宿おいしいビルの喫茶店で一服。
そのあとイベントのある9階まで上がると、指導対局や大会の申し込みのお客さんが列を作っていた。
イベントの行われるアート館ホールのチケットを買い、早速席取り。
教室のF田さん父子、O上君親子、T井君家族、A木さん、M尾家トリオ、T川君兄弟に会う。

まずは10時半から 『新鋭関西対決! 究極のプロ技 目かくし将棋』
大石四段と澤田四段が目かくしのままステージに座り、Nが大盤解説という企画だ。
最初は 「これなら20手ぐらいで終わりますね」 と宣言していたNだが、意外に長引き、勝利まであと一歩だった大石四段にミスが出て、結局澤田四段の逆転勝利となった。
目かくし将棋をナマで見るのは初めてだったが、やっぱりスゴイ! スゴすぎる!!
これからはもう少し尊敬の念を持って接することにしよう。

会場内で会ったK井さんと、10階の英国屋でティータイム。
競艇専門のK井さんから色々伝授して頂く。
基本的には、‘上位クラスの選手が人気薄でアウトコース’ の場合、3連単で勝負するそうだ。
アウトコースで人気薄なんてゼッタイに買いたくないパターンだが・・・・まあK井さんを信じて1度チャレンジしてみよう。
途中でNも加わり、昼ごはんのドリアを食べる。

1時から山崎七段による 『ワンポイント講座』
結構まじめにやっていた。
そのあと1時半から、森信雄トークショー 『日々あれこれ』
村山九段の話が中心だったが、なぜか最後にゲンさんの話題が出る。
体が弱く、終始目の離せなかった村山さんと、飛ぶことも出来ず、この世で唯一Nだけが頼りだったゲンさん。
Nにとってこの2人は、ほとんど重なって見えていたらしい。
スライドにゲンさんの写真でも映せれば、もっとリアルに伝わっていたことだろう。

そのあと、同フロアーで開催されていた ‘骨董と暮らしの道具市’ を見て回る。
きょう来た記念に何かオモシロい物はないかと探していると、すごくステキな馬の置物があった。
しゃがんでショーケースを見ていると、「お出しいたしましょうか」 と声をかけられる。
高さ20センチほどの木彫りの馬で、正直言ってものすごくカッコイイ!
説明を聞くと、十二支セットのひとつでバラ売り不可能とのこと。
もし単品ならどのくらいの値段になるものかと聞くと、「ひとつが大体38万円ぐらいですねえ」 

セットどころか、単品でも買えないぞ~

そのあと別のコーナーで、桃とコウモリが描かれた中国の茶碗に目がとまる。
これもジーッと見ていると 「お出ししましょうか」 と言われ、すなおに出して頂く。
桃は分かるけど、なんでコウモリなんだろうと思って尋ねると、「蝙蝠」 の 「蝠」 が、「幸福」 の 「福」 に似ているからとのこと。
中国では縁起かつぎで人気のある絵柄なのだそうだ。
欲しかったが、3万円近いのであきらめる。

結局、貝合わせの柄の大ぶりの茶碗8900円を、8180円に負けてもらって購入。
近日中にアップいたします

茶碗の包みを持ってウロウロしていると、大石四段のお母さんとバッタリ。
お話しをしてオミヤゲをいただき、夢人さんの弟君と記念撮影などしたあとホールへ戻り、『てつじの何でも聞きまっせー!』 を見る。
質問の投票箱に、「今年の有馬記念は何が勝ちますか?」 と、しょうもない事を書いて入れていたのだが、結局読まれずじまいだった

ホールから出ると、しいのみさん(山崎七段応援HPの管理人様)がいてビックリ!
関東から夜行バスで駆けつけ、今夜の新幹線でトンボ帰りとのこと。
ありがたいとしか言いようが無い
そのあとフォルクローレの桑原さんとNが来て3人でティータイム。
指導のNが途中で抜け、桑原さんと5時までオシャベリ(間抜けな私は桑原さんが5時から指導対局と思い込んでいた。 実際はもう終わっていたのに・・・・スミマシェンでした

歳のせいか、思い込みが激しいきょうこの頃である。 

帰り際、H君のお母さんと少しオシャベリ。
お嬢さんも一緒だったのだが、これがまれに見るスバラシイ娘さんだった
この平成の世にこんな女性がいたとは・・・・世の中まだまだ捨てたもんじゃない。


そのあと、御堂筋線、阪急と乗り継いで7時ちょっと前に帰宅。
ほっとしながら郵便受けを見ると、夕刊と一緒にハガキが1枚。
私宛なので、(なんだろう) と見てみると、なんと ‘民事裁判通告書’ となっている。


    


以下、文面のとおり書き出します。



         民事裁判通告書

この度、通知いたしましたのは被告に対する民事訴訟裁判開始の通告です。原告に対しての契約不履行につき原告側が提出した起訴状を指定裁判所が受理したことを通知いたします。
「裁判取り下げ期日」を過ぎますと、指定裁判所から出廷命令通知が届きますので、記載期日に出廷していただきます。
出廷拒否されますと民法(民事訴訟法)に基づき原告側の全面勝訴となり裁判終了後には、財産調査を経て動産物・不動産物の差し押さえ及び給与、金融機関口座の凍結を裁判所執行官のもと強制的に執行いたします。
以上を民事訴訟裁判通告とさせていただきます。 尚、書面通達となりますので個人情報保護のため詳細は当局までご連絡ください。
※ご連絡なき方には、勤務先等へ郵送する場合もございますのでご承知ください。

裁判取り下げ期日     平成21年8月12日

〒104-0042
東京都中央区入船1-11
日本管理事務局
03-○○○○-××××(注 電話番号のみあえて伏せます)
電話受付時間9:00~19:00
(土日祝日を除く)




ワケが分からず途方にくれる。
とりあえずNに連絡するが、留守番電話でつながらない。
もう1度ハガキを読み直すが、特に心当たりはないし、何より 「被告」 の2文字が胸に突き刺さる。
ただ、「裁判取り下げ期日」 というのが、きょうの日付になっているのがフシギだったが
この日を過ぎると裁判所から出廷命令通知が届くとのこと。
部屋の時計を見ると、電話受付終了間際の18時56分。

意を決して受話器を取り上げピッポッパッピッポッ。
どう言おう、どう言おうとドキドキしながら待つが、誰も出る気配はない。
2度3度かけ直すが、呼び出し音がむなしく鳴りつづけるだけだ。
あきらめてテーブルへ戻り、ハガキを見ながらボンヤリ考える。
これで裁判取り下げ期日には間に合わなかったわけだ。
が、あとで調べてもらえば連絡をとったという証拠は確認してもらえるだろう。
そう思っているところへNから電話が入る。
これこれしかじかと話すと、それは完全におかしいからゼッタイに電話はしないようにとの事。
「えーっ、でも電話かけちゃったよ。 誰も出なかったけど」 と言うと、「あ、それはまずい」
「もう向こうに電話番号わかっちゃったよ」


その後ネットで 『民事裁判通告書』 を検索してみるとイッパツで出てきた。
まちがいなく詐欺だ。
ホッとすると共に、電話をかけてしまったことが悔やまれる。
よくよく読めば不自然な点がいくつかあるのだが、人間、差し迫られるとついつい動転してしまうものだ。
でも犯人からすれば、こういうマヌケな人間が格好のカモなんだろうな。
まあ、もしも万が一電話がかかってきても無視すればいいワケだが・・・・・なんか後味悪いな~。


ちなみにこのハガキ、世間では結構横行しているようなので、もしも同じものが来たら即刻破り捨ててください。



おわり
コメント (8)
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