きのう(8日)は土曜教室。
お盆前で暑い日なのにも係わらず、子ども、おとな共に参加人数多し。
午後からは泊まり組(坪井・来海・石川)と手伝い組(千田・阪上)に任せて外出。
さすがのNもかなりガタがきているようだ。
暑かったが、気分転換に能勢の大けやきを目指す。
着いてすぐ、先日アオバヅクの止まっていた小枝を見上げるが、何も見えない。
運がよければ、巣立ちしたヒナを見られるだろうと期待して来たのだが・・・・ちょっと遅かったかな。
しばらく大けやきの周りをウロウロするが何も見つからない。
仕方なく資料館へ入って係りの女性に聞くと、アオバヅク一家は先月の26日に近くの森へ移ったらしい。
今年は4羽産まれたとのこと。
「去年は2羽で、1羽は巣の中で死んでいたんです」
「壁に今年の写真が貼ってありますよ」
見ると、けやきの梢にズラッと並び、丸い目でこちらを見つめる4羽のヒナと、それを見守る親鳥一家の写真があった。
体つきはほとんど同じなのに、まだウブ毛を残しているヒナがなんとも愛らしい。
話しによると、ヒナが巣の外へ出て4、5日ほどしてから引っ越したとのこと。
「でも、すぐ近くにいるみたいですよ。 鳴き声がよく聞こえてきますから」
これから充分に飛行練習を重ね、体力もつけ、そして秋になれば一家で東南アジアへ渡って行く。
命とひきかえの過酷な旅だ。
そして年が明けて春になれば、親鳥だけが再びこの大けやきへ戻ってきて、また新しい家族を作る。
この単純なくり返しが、親も子も入れ替わりながら一体どれほど続いてきたのだろう。
資料館の前には赤や黄色のダリヤが咲きそろい、小さな池ではたくさんのトノサマガエルがチャポーンチャポーンと水音を立てながら飛び込んでいる。
ペンキでぬったように真っ青な空と真っ白な雲、暑い空気を震わせて鳴くセミの声・・・・。
資料館の人にお礼を言って、夏たけなわの大けやきを後にした。
疲れたので、夜は子どもたちとラーメン桂へ。
久しぶりでオイシかったが、お腹いっぱいの石川1級にNがしつこく勧めるのがイヤだった。
「とにかく腹いっぱい食え!」 が良かったのは、もうひと昔前のこと。
今の子どもたちはそんな欠食児童ではないのだ。
そのあと花火大会を見る(宝塚の花火大会は2日間開催)
Nや子どもたちはもういいと言っていたが、見られるときは見ておいた方がいいのだ。
きのうと同じく図書館うらの土手から見物。
蚊にくわれお尻も痛かったが、雨も降らず2回とも無事に見れてよかった。
家へ戻り、皆で下北沢の13階段を見たあと12時頃までリビングでグーグー。
それから朝のパンを買いに行ったりシャワーを浴びたりちびまる子を読んだりで、寝ついたのは2時過ぎだった。
来海くん、石川くんが泊まり。
夜中から雨。
おわり