ルンルンピアノ

ピアノ教室の子どもたちとの楽しい毎日。。。。。。

591       マキオ

2007-02-15 23:18:27 | Weblog
※ 「ほや」   クリック♪


午後、ショップチャンネルで頼んでおいた 『ACTマルチクロス』 が届く。
これで今年に入って3度目の買い物だが、なかなかイイ線行っている。
過去には失敗も多かったが、最近ではずいぶん慎重になってきたし、我ながら見る目もこえてきたと思う。

今回のマルチクロスは一見ふつうの布きん (ダスキン風) で、黄色と青の2種類。
包みを開けたとたん、「エ? こんなの2枚だけで○千○百円?!」 とNが絶叫する。

「でもねぇ、これはホントにお掃除が楽しくなるんだって♪」
「・・・・・・」
「洗剤を使わないでいいから地球にも優しいんだよ」
「・・・・・・」
「これ使うと掃除時間が長くなるんだって。 なんでと思う?  あんまり簡単にキレイになり過ぎるから、ついついアッチもコッチもやっちゃうからなんだってさ」
「・・・・これ、もしかして使い捨て?」
「ええっ? まさかぁ。  キャスターの○○さんとこはもう7年も使ってるんだよ。 ご主人も大のお気に入りなんだって♪」
「・・・・・・・」
「あ、そーだ! ちょっとメガネ貸してみてよ、拭いてみるから」

メガネを受け取る。
ちょっとこすっただけでピカリーン

「ほ~ら♪ キレイになったでしょ?」
「ああ、ホントや (やや不満そうに)」

放映時のバイヤーの話によれば、国内のバーテンダーのほとんど全員がこのクロスを愛用しているとの事。
もちろん、グラスをピッカピカにする為だ。
明日から色々なことを試してみよう

早めのお昼を食べて逆瀬川へ行く。
例の ‘でんでんむし’ を見に行くためだ。
市役所駐車場にクルマを停めて店へ向かう。

店先のショーウィンドウをのぞくと・・・あったあった
「せっかく来たんだから入ってみたら?」 とNにうながされ、ちょっとドキドキしながらドアをあける。

店内へ一歩入ると、所せましと並ぶセンスのよい照明器具。
天井からは、いかにも舶来ものといったセンスのよいシャンデリアがぶら下がっている。
(ホェ~~~~ッ)と見ていると、「いらっしゃいませ」 と言いながらオーナーらしき男性が登場。
山下洋介と有田芳生をあわせたような顔だった。

「あの・・ウィンドウに飾ってある、かたつむりの形をしたのが気になって来たんですけど」
「 (ちょっと間があって) ああ、ハイハイ」
「あれも照明器具なんですか?」
「ええ、そうですよ」
「きょうは見に来ただけなんですけど、お値段はどのくらいなんですか?」
「ええと・・・2万4千円ですね」
 
大体予想していた通りだ。

「ちょっと待って下さい、いまお見せいたしますから」 と言いながら、ショーウィンドウのかたつむりを取りにいくオーナー。

やがてカタツムリを手にして現れた・・・ 「これですね」

間近で見ると、いよいよ艶めかしいカタツムリだ。
特に触覚の部分がなんともリアル

コンセントにつないで電気をつけると、背中のカラの部分がボォーッと鈍く光った。
我が家のリビングで幻想的に光るカタツムリを想像する・・・なんともロマンチックだ。

「欲しいな、コレ」 小さい声で横のNにつぶやく。
Nは反対もしなければ賛成もしない。
きっと半ばあきらめながらココまで来たのだろう。
ま、いいや・・・きょうはどうせ自分で買うつもりでヘソクリ用の財布を持って来たのだ。

「これ、頂きます♪」

お財布をあけると・・・・・自分のカン違いで1万円札が2枚しか入っていなかった。
あわててNに残りを出してもらう (1人でなくて良かった)

カタツムリは、電源のあたりを補修してから渡したいとの事で、受け取りは何日かあとという事になった。

名前は 「マキオ」 に決定♪
トビオ・ノブオ・マキオ・・・・なかなかセンスのあるネーミングだと思う。



※写真の 「ほや」 は、水津さんの友人Kさんからきょう送って頂いたもの。
茶封筒をあけると、いきなりコレが入っていたのでちょっとビックリ。
「ほや」 をイメージ検索してみると・・・・・けっこうだったが、高級珍味なのだろう。
まずはNが食べて大丈夫だったら私が食べてみよう。

Kさん、珍しいものをありがとうございました
コメント (8)
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590        春の嵐とチョコ

2007-02-15 00:12:50 | Weblog
※三木市散策中に出会ったレトロな看板。
「大火も一本のマッチより  火事を出してハ先祖にすまぬ 火事ハこの世の仇かたき」
看板上の手形ランプも良い感じ♪ 夜に通ってみたい場所だ。
クリック♪


午前中ピンポンが鳴って宅急便が来る。
なんだろうと思って受け取ると、Tさんからバレンタインのチョコだった
Nも、チョコの配達は今回が初めてだったらしく、結構うれしそうな表情だ。
Tさん、ありがとうございました

雑用があったので、昼前から逆瀬川へ出る。
きょうは久しぶりで串カツの 『薪』 へ行くことになった。

「潰れてへんかなぁ」
「エ~?! 大丈夫だよ・・・きっと」

不安な気持ちで店の前まで来ると、いつもの赤い提灯が出ていない。
(あ・・・)

一瞬暗くなったが、よく考えてみるときょうは水曜の定休日だった。

仕方がないので他を当たる。
キョロキョロしていると、「●海飯店」 という看板が目についた。
ここらでは見かけない店なので近づいてみると、店先に開店祝いの花がいっぱい並んでいる。
入り口の看板には <日替わりメニュー(水) 揚げワンタン・八宝菜・スープ 800円> などと書かれている。
入ってみることにした。
小さなドアを開けると、狭い店内はほぼ満員状態だった。
「相席でお願いします」 と言われ、入り口付近のテーブルに座る。
私の左隣は年配の夫婦、向かいは50代のカップルだ。
厨房そばの円卓には、二、三組のグループが相席をしているようだった。

私達は表でみた日替わり定食を注文する。
少ししてスープと揚げワンタンが運ばれてきた。
スープをひとくち飲む・・・(美味しいっ♪) 上品なコーンスープだ。
揚げワンタンはまぁまぁ。
そして少々間があいて八宝菜が来る。
ここでNがボソリとひと言、「ご飯は?」

そーだ、そう言われればご飯が来ていない。
「忘れてるんかなぁ」
「そんな筈ないでしょ」
「あ、多分いま作ってるチャーハンがそうや (目の前に厨房が見える)」
「エー? このおかずにチャーハン?? 違うと思うよ」
「いや、確かチャーハンの筈やで」

ガシャンガシャンというお鍋の音が止んでチャーハンが出来上がったようだ。
楽しみに待っていると、反対側のテーブルへ持って行かれた。

「おかしいね、やっぱりチャーハンとは違うのかな」
「うーん・・・」
「忘れられてるんだよやっぱり・・言ってみる?」
「いや、やっぱりチャーハンやと思うで・・また作り始めたし」
「じゃあもうちょっと待つ? でももうあんまりオカズ残ってないよ」
「ウーーン」

再びガチャンガチャンと鳴りはじめたお鍋が静かになる。
(今度こそ来てよねぇ!)

ところが今度はチャーハンでなく大量のヤキソバで、円卓の男性二人組みの前にデンと置かれた (美味しそうだった)

思わず厨房のコックさんと手伝いの女性を見ると、(フー、やっと終わった) という雰囲気で仕事の手をとめている。

「やっぱり忘れられてるんだよ」
「おかしいなぁ」
「それともさ、ご飯は別に注文するのかも知れないね」
「え? そんなアホな!」
「じゃあ言ってみてよ」

ようやくNが手を挙げ、 「すいません」 と切り出す。

「あの・・ご飯は?」
「エ?」
「ご飯、無いんですか?」
「え、ご飯?・・・ああっ忘れてた! ゴメンネ、今持ってきますから」

スープも揚げワンタンも小皿のザーサイも全部食べてしまっていたので、半分だけ残していた八宝菜をおかずに白ご飯を食べる。
Nの八宝菜は、もうほとんど残っていない状態だった。

何とも複雑な気持ちで店を出る。
味つけはまあまあだったのでそれほどイライラはしなかったが、Nが珍しくアタマにきている様子だった。
あとで聞くと、レジで支払いの時、ひと言のお詫びの言葉もなかったらしい。
確かにそれはないだろうなぁと思った。

「新しい店で慣れていない」 というのとは別に、恐ろしく雑な印象の店だった。
お料理はそこそこ美味しいのに・・・残念だなぁ。

帰宅途中、この間から気になっている ‘デンデンムシのランプ’ が飾られた店の前を通り過ぎる。
 
「あ、またアレだ!  イイなぁ、あのデンデンムシのランプ」
「・・・・・・・・・・・・」
「いくらぐらいするんやろ、高いやろうね」
「10万ぐらいやろ」
「そんなにするワケないよ、どんなに高くても3万はしないと思うよ」
「・・・・・・・・・・・・・」
「あ~、欲しいなぁ。 あれきっとオリジナル商品だろうから世界にたった一つしかないよ」
「・・・・・・・・・・・・・」
「ねえ、買っちゃダメ?」
「・・・・・そんな金ない」

ヨウムは無理だが、あのデンデンムシならもしかすると・・・


夕方、実家の父にチョコを渡しに行ったあとでNの分のチョコを渡す。

「ハイ 
「あっ! アリガトウ」

目の前でチョコの包みを開けるN。
ところが・・・・(アレッ?)

箱の中から出てきたのはウイスキーボンボン。

(うわっ! 間違えた。 さっき実家に持ってったのが高級生チョコで、これは380円の父用だ)



「ごめんねぇ~ (涙 」
「いいよ、これ美味しいでぇ♪  モグモグ・・・」

たくさんのチョコに囲まれてゴキゲンのNなのだった♪


6時前のレッスン中、外がやけに赤々しているので窓を開けてみると、なんとも言いようのないほど美しい夕焼け空だった。
付き添いのお母さんに 「ちょ、ちょっと待って下さい」 と言い置いて階段を駆け下りNに報告する。

きょうは春の嵐のような1日だった。


おわり
コメント (8)
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