この日はオオヤマレンゲを求めて恐羅漢山~旧羅漢山の稜線を歩きました。初夏のこの時節はサラサドウダンの花も散ってしまって、オオヤマレンゲ以外の花々や眺望を度外視しがちですが、よく観察すればこの山域は豊かな植物相や眺望に恵まれていることに気付きます。〔6月21日(月)〕
↓ 黄色のブタナ(キク科コウゾリナ属)の花に覆われた恐羅漢スキー場を抜けて恐羅漢山の山頂を目指しました。
↓ ゲレンデトップの草原にササユリ(ユリ科ユリ属)が咲いていました。
↓ 上りには膨らみ始めていたこの蕾が、下山時には開花しており驚きました。
↓ 恐羅漢山々頂直下から稜線部にかけてコバノフユイチゴ(バラ科キイチゴ属)の花が点在していました。
↓ 梅雨の中休みの晴天下、青空が眩しい恐羅漢山(1,346.4m)の山頂でした。
↓ 恐羅漢山~旧羅漢山の間の稜線部から十方山の稜線がよく見えました!
↓ 一旦鞍部の平太小屋原の湿原に下ると老杉の林が迎えてくれました。
↓ 湿原の水たまりにモリアオガエルが大量に産卵していました!
↓ 路傍にギンリョウソウ(ツツジ科ギンリョウソウ属)も目立っていました。
↓ 大岩がどっしりと構える旧羅漢山(1,334m)の山頂です。
↓ 山頂の大岩を回り込めばオオヤマレンゲ(モクレン科モクレン属)の花に出会えました!
↓ 旧羅漢山々頂からは石見の山々の大眺望が得られます!
↓ 下山の途に就こうかとした頃、上空がこんな雲に覆われてきました。
↓ 稜線部の上空にもこの初夏独特の鱗状の雲が浮かんでいました!
↓ 恐羅漢スキー場のゲレンデの中央部にもササユリが咲いていました。
↓ ゲレンデの周りの叢にもあちこちササユリの花が見受けられました!