修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

皿ヶ嶺北面のお花畑を尾根筋まで歩く

2021-06-12 06:59:42 | 山歩き

 愛媛滞在3日目の午後に皿ヶ嶺(1,278m)を訪ねました。4月19日(月)にシコクカッコソウを訪ねてから1か月半ぶりの探訪でした。今回も山頂や天神平まで行く余裕がなかったので、上林森林公園からその上方に広がる北面のお花畑をおさらい方々稜線部までひと歩きすることとしました。〔6月9日(水)〕

↓ 登山口の上林森林公園から皿ヶ嶺の稜線部を見上げました。梅雨の中休みの暑い一日、森の緑も深まってきていました。

↓ 風穴にヒマラヤの青い芥子(ケシ科メコノプシス属)が2輪花開いていました。風穴の周りはやや混雑していたので、下山時にゆっくりと鑑賞することとして早々に立ち去りました。

↓ 山域からすっかり姿を消しているコンロンソウ(アブラナ科タネツケバナ属)が冷風の吹く風穴の周りにだけまだ姿を残していました!

↓ タツナミソウ(シソ科タツナミソウ属)と風穴の周りで久々のご対面でした!

↓ タツナミソウと並んで風穴の傍にオモゴテンナンショウ(サトイモ科テンナンショウ属)の姿が見えました。

↓ 風穴から皿lヶ嶺への旧登山道を辿って北斜面のお花畑へと入って行きました。斜面の森には大きな栃の古木が目立っていました。

↓ 今のお花畑の主役はこのサワルリソウ(ムラサキ科サワルリソウ属)の花でした。森の中のあちこちで盛んに咲いていました。

↓ 今年は花期中に訪ねることが出来なったクマガイソウ(ラン科アツモリソウ属)にも事後ながらご挨拶をしておきました。

↓ 稜線上まで上がって梅雨の時期に咲くヤマツツジの花を探しましたが、残念ながら出会えませんでした。

↓ コバノフユイチゴ(バラ科キイチゴ属)の花が稜線部に沢山咲いていました。

↓ フタリシズカ(センリョウ科チャラン属)は今年はもう最終盤を迎えているようでした。

↓ 下山道沿いにまだフタバアオイ(ウマノスズクサ科カンアオイ属)がまだ咲き残っていてくれました。

↓ 今の北斜面のお花畑を広く覆うのはモミジガサ(キク科コウモリソウ属)の一大群落でした!

↓ 上林森林公園まで下ってくると美しい杉林が広がっていました。

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