高原とはいえギラギラした太陽は肌を刺すように痛く、脳の活動を鈍くするほどの暑気をもたらしていました。その中をグリーンシャワーから南登山道を採って深入山に向かいました。さすがに花の山の深入山です、登山口から登山道沿いには晩夏から秋の花が次々と咲いていました。〔8月29日(土)〕
↓ グリーンシャワーから見上げた深入山です。南登山口から南登山道を採って山頂に向かいました。
↓ 緑の叢を白く染めて咲くのはシラヤマギク(キク科シオン属)のようです。
↓ マルバハギ(マメ科ハギ属)の花はもう最終盤のようでした。
↓ 登山口近くではママコナ(ハマウツボ科ママコナ属)が大群落を形成して咲いていました。
↓ カワラナデシコ(ナデシコ科ナデシコ属)が可憐に咲いていました。
↓ ママコナと競うようにツリガネニンジン(キキョウ科ツリガネニンジン属)が各所で咲き誇っていました。
↓ ワレモコウ(バラ科ワレモコウ属)も咲き進んできました。
↓ ホクチアザミ(キク科トウヒレン属)が一株だけでしたが早くも咲いていました。
↓ このシーズンの山を楽しくしてくれるのはハバヤマボクチ(キク科ヤマボクチ属)の花です。
↓ 広々とした深入山の草原を見晴るかすように咲くのはオミナエシ(オミナエシ科オミナエシ属)の花!
↓ もう長い間咲いているキキョウ(キキョウ科キキョウ属)も西中国山地の山々を眺望する斜面にまだ沢山咲いていました。
↓ きつい陽射しの中を登る途中に松の樹下の日陰に身を置くと涼風が顔を撫でてくれて鋭気を回復させることが出来ました。
↓ 南登山道から望む夏雲涌く深入山々頂。まだまだ先は長いようです!
↓ 百畳岩近くまで上がってくるとマツムシソウ(マツムシソウ科マツムシソウ属)が姿を現しました。
↓ 百畳岩付近から見上げた深入山の山頂部です。頂きまであと一息!