修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

スプリング・エフェメラル開花

2018-02-19 11:03:06 | 散歩道

 比婆山へ山登りに出掛けその帰りに庄原市総領町のセツブンソウ公開自生地と三次市吉舎町安田のユキワリイチゲ自生地を訪ねてみました。様子見での訪問でしたが、何とどちらの花も予想以上の勢いで咲き始めていました! 寒い寒いと言っている間も自然界は確実にステップを刻んで、もう春到来です!〔2月18日(日)〕

↓ 総領町中領家の八幡宮横の節分草自生地が例年通り7か所の公開自生地のトップを切って前日の2月17日(土)から公開されており、訪ねてみるとさっそくに可憐な花々が揃い踏みを見せてくれました!

 ↓ まだ自生地の特に日当たりの良いところだけ開花している状況ですが、こうして綺麗に咲いてくれると春の訪れが感じ取れて嬉しくなります。

 ↓ 春先あるいは春の一瞬に、はかなくも短い命を惜しむように美しく山野に咲き咲いた後は静かに消えていく小さな花々をスプリング・エフェメラルと呼びますが、セツブンソウもそのひとつです。今咲いているのはその中でも走りの貴重な花で、特に美しく可憐に感じられます。

 ↓ 今はまだ小さな蕾が多い状態ですが、開き始めた蕾もまた可憐で美しいものです。

 ↓ 今冬は寒冷で雪の多かったことからセツブンソウの開花も遅れ気味で、ここまで密集してもう花開いてくれていたのは驚きでした。

↓ 八幡宮横の自生地は特に日当たりの良いところ。総領川を挟んだ北面の自生地はまだ雪の下で花期はかなり遅れそうです。地元の方にお聞きすると見頃は今月末頃になるのではとのことでした。自生地の公開が終わる3月11日(日)には節分草祭が開かれる予定だそうです。

 ↓ 次いで吉舎町安田のユキワリイチゲ自生地を訪ねました。早いものはもう1月末頃から開花を始めているとのことで、沢山の蕾が揃う中でポツリポツリと咲き始めている状態でした。

 ↓ 日当たりの下でしか開かない花で、訪ねた時はもう日陰になって2時間くらい経った頃でしたので完全に花開いたものはありませんでした。やや閉じ気味の花ですが、春の訪れだけは確実に伝えてくれました。

 ↓ 西の空が夕焼け色に染まる頃、三次市三和町から安芸高田市甲田町に入ったところで西の空に彩光雲を見ることが出来ました。古来から彩光雲は瑞相と言われているとか!何か良いことが起きるかも知れません!?

コメント
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