逆風に抗して Against the wind,♪ we are running against the wind.♪
ここではないどこかへ。モモンガーの旅
2018年に横浜から信州にUターン
自転車と日々の生活を
綴ります。
 



今日も快晴、でも風が強い。
走り始めて丘を越え、ダウンヒルの途中に、アイゼンハワー公園なるものがある。
上陸用舟艇や戦車が置いてあり、話を聞くと、ノルマンディー上陸作戦の後、南仏のビシー
政権を追い落とす為、地中海側の上陸地点として、ここを選んだらしい。

ひょっとして、テキサス大隊を救出するため、多大の戦死者を出し、最後はダッカウ
強制収容所を解放した「収容所からきた日系人442連隊」もここで上陸したのかとも
思ったが、後で調べたら、ここではなかった。




フレジュスの町にもローマの遺跡はあるのだが、経路から外れているのでパス。
少し南下して、景色の良い道を走ろうとするのだが、ミストラルが強く、走るのに苦労する。


そうこうする内に、小さな町の中のロータリーで、先頭を見失い、千切れてしまう。
今回も無線機を持ってきているので、「先頭はどこに居るんだ?、迎えに来て」と通信
しているのだが、距離が離れて途切れ途切れにしか話が通じない。そのうちに、Yさんが
走り出してしまった。

海岸沿いの景色の良い道を数km追いかけて、ようやくYさん捕捉。内陸へと向かう道に
もどった。

アルジャン川の河口平原の村を抜けていくと、正面に奇岩が見えてきた。


フランス人サイクリスト集団が、なんじゃ?こいつら?と言う顔で抜いていく。


岩山を眺める公園の緑陰で一休み。

 
ヴィードーバンへ向けて、旧アウレリア街道筋と思われる、新緑のプラタナス並木を抜け。

 
ヴィードーバンの古い町並みを走って、町の中心の広場のベンチで昼食。


この辺りからルトロネに向かって、すこしづつ登りになっていく。




アルジャン川の渓谷部を抜け、


坂道のルトロネの町を登り、


さあ、尾根に出た。登りもおわりかな?

 
で、着きました、世界遺産のルトロネ修道院。でも、朝の道草がたたって時間が無い。
入り口で少し物思いにふけって、早々に出発。


車のあまり通らない、山間の道を気持ち良く走る。

ブドウの新緑がこんなに綺麗だったとは、信州のブドウ産地に時々帰省するのに、知らなかった。


どこまでも続くブドウ畑。地面はゴロゴロの石灰岩の石。新緑と空の青さが目に痛い。


もう登りは終わりと思っていたが、まだありました。


今日の宿ももう近いが、気温もだいぶ上がってきたので、たまらずアイス休憩。

面白いアイスを発見。


アイスの金平糖。凍って固まったやつを握って壊し、粒々を口に放り込む。
なかなかイケル食感だ。


さあ、道も平らになってきたし、交通量は極小だし、風も収まって、サイクリング最高。


コレンズの標識が見えてきた。


コレンズは町のそこここに井戸がある。宿のオーナーが捕まるまでの一息に、
まず今日の汗を流そう。

 

今日走ったコースと高低プロフィル、写真位置などはwadachiで作ったここ見て



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