尾沢(オサワ)を構成する本沢と左沢の両方を軽トラで行けるところまでたどったので、今度は下流に戻って、まず野辺沢分岐へ。
かってはここに牧場があり、山菜などを採った記憶があるのだが、近年は塩尻市の堆肥製造工場になっているようで、入り口までしか入れない。
野辺沢は諦め、馬頭観音のあるところまで戻る。
宿場用水の取水口へと降りる道へ。この辺りは来たことがなかったのだが、意外にも開けた土地で、まだ水田が耕作されている。
ここが宿場用水の取水口。
大水が出ると、そのたびに石を積みなおす必要があるのだそうだ。今まで庭や畑の散水に宿場用水を利用させてもらっているが、こんな人目につかない作業によって支えられていたとは、恥ずかしながら知らなかった。
尾沢の探検はこのあたりで終わりにして、北隣の大怒田へ。こちらの谷の開口部は尾沢の半分程度、しかも流域面積が小さいので、自流の川は存在せず、谷の末端に湧き水が出て、小さな池があるのみ。昔はもう少し大きくて、スケートをやった場所とのこと。
続いて先日整備した御手洗神社を経由して、今日の軽トラ探検はおしまい。
走り回ったのはこんなコース。地図ダブルクリックで拡大可能な国土地理院地図へ。