家から数kmの所にある霧訪山(きりとうやま)、今までチャンスがなく、登ったことが無かったのだが、10/2に初めて下西条から登ってみた。これが、最高、今後何回か登って、季節の変化、移り変わる景色を眺め、足腰を鍛えるのに丁度良い山が見つかった。
登ったのは下西条本コース、下ったのは中央分水嶺~大芝山コース。出発点の山ノ神自然園に車を置き、自転車で何回か来ているたまらずの池へ。
険しい登山道を登って、
30分ほど歩いて、安曇幹線2号34番の鉄塔に到着、木々の切れ間から穂高連峰が見える。
黙々と踏み均された道を辿り、分水嶺のブナの別れに到着すれば、頂上まではもう一息だ。
と思ったら、頂上直下の男坂、凄い急傾斜。
それでも頑張って登ると、突然、林が途切れ、霧訪山山頂に到着。
塩尻の市街の向こうに穂高連峰、槍ヶ岳、常念岳が広がっている。(下図写真をクリックすれば、360度の眺望のビデオが開く)
松本平は手前の大芝山に遮られ、半分隠れているが、背後の北アルプスは穂高連峰から白馬三山まで雲一つなく、見通すことができる。
東側に目をやれば、蓼科と八ヶ岳。残念ながらここからは富士山は山の陰。
南アルプス、中央アルプスもシルエットのみだが良く見えている。
この360度の視界の良さは高度が少し低いものの、高ボッチや美ヶ原を上回っているのではないだろうか?そして何より槍、穂高がどっしりと落ち着いた正面から眺められるこのスポットはちょいと去り難いので、腰を据えて、先ずお昼ご飯。
続いて穂高を眺めながら、至福のコーヒータイム。
山頂で1時間以上も過ごしてしまったが、下山しましょう。下りはコケないように、女坂で。
丁度この時期、登山道脇にはトリカブト?の花が咲いている。クワバラクワバラ、綺麗な花(の根)には毒がある?
大芝山では松本平方面の展望を期待したのだが、林の中。
ようやく、安曇幹線の鉄塔脇で、少し展望が開けた。
下山に使った中央分水嶺~大芝山コースは登った時間の倍も時間が掛る長いコースで、四頭筋に大分堪えたので、今後はやはり下西条本コース往復で来るのが良いかな?
歩いたのはこんなコース、7.9km、獲得標高625m。