長野県では、この数日は新型コロナの発病者が途絶えている。しかし緊急事態宣言が解除されて県外の観光客が居り込めばまた感染者が増えるのは間違いない。県民割りの適用を利用して旅をするなら今しかないと、十数年振りに長野県南端の妻籠宿に出かけた。
思った通り、観光客はごく少なく、お店も半分以上が閉まっていた。(でも名古屋ナンバーも散見)
飾り付けられた雛人形もマスク姿でお出迎え。
春の天気となったこの日、平日とは言え、普段なら観光客でにぎわっていたのだろうが我々以外は数組のみ。
島崎藤村の初恋の人、おゆうさんが嫁入りした脇本陣の奥谷家。
木賃宿の玄関から地蔵堂の道祖神を眺める。
この道祖神、ちょっと変わっていて、寒山拾得の道祖神。
光徳寺にお参りして、江戸時代末期に作られたサスペンション付きの籠型人力車を眺める。こんな山の中で本当に走れたのか?
最後に、吉川英治の宮本武蔵に出てくる男滝、
女滝でマイナスイオンをたっぷり浴びて、今日の宿、昼神温泉に向かった。