コルドバとエシハは400年前支倉常長一行が泊まった記録がある町である。この間の走行計画を立てた時、Camino de la Campinaという、鉄道廃線跡を利用したサイクリングロードがあることは判っていたのだが、車は走れない=グーグルストリートビューが無いので、道路状況が不明であった。砂利道らしいことは、道路との交差点から見たストリートビューでわかるのだが、どの程度の砂利なのか一抹の不安があった。ロードの23Cタイヤなら止めた方が良いが、少し太めのタイヤを穿いているなら、是非とも走るべきCRであることが判った。
砂利道ではあるものの、固く突き固めてあり、路面の凸凹も少ない。春真っ盛りということもあり、道には盛りを迎えた野草の花で溢れていた。
地平線まで続く小麦畑。
鉄道跡なので、所々開削されていたり、
トンネルもあって、急坂は全くない。
アザミはきれいなのだが、脇を走り抜ける時は、棘に注意。半パンだときつい。
見渡す限り麦、牧草、ヒマワリの畑。後2ヶ月後にくれば、ヒマワリの絨毯が見られるだろう。
遠く北側はラマンチャとの間の山脈まで見える、雲一つ無い好天。
緑の中に白い建物の集まった村が散在する。
ガキンチョ襲来。自転車の課外授業?
一般道との交差点。スペイン語の案内しか無いので、チョット分岐が分かりにくいのが難点。
続いて、牛? いやヤギの大群襲来。
いよいよ花にCRが覆われてきた。スピードは出ないけれど、最高の眺め。
A-445と交差する地点でサポートカーと合流し、ランチ。
ラマンチャでは新芽が出ていなかったブドウ畑も、ここアンダルシアではもう新緑も終わりだ。
平坦部に出ると道路は直線、畑も単調になり、ただの砂利道で楽しくなくなる。
しばらくはしると、ようやく起伏が出てきて、景色に変化が起きる。
牧草地と廃屋。
エシハ郊外のCRと一般道の交差部分。つい、一般道側に行きそうになるがCRは横にそれ、続いていた。
エシハでは、支倉が訪れたであろう大聖堂を見て、町をぶらつくも、
余りの暑さ(35度くらい)にアイスクリーム休憩。
晴天なのは良いが、日陰が恋しい、散策だった。
で、走ったCRはこんなコース。CRはエシハからさらにルイジアナの方まで続いているらしいが、今日はここから車載でセビリアへ。