逆風に抗して Against the wind,♪ we are running against the wind.♪
ここではないどこかへ。モモンガーの旅
2018年に横浜から信州にUターン
自転車と日々の生活を
綴ります。
 



早めにサイクリングを終え、駅近くのコルドバの宿、ホテルセリャノにチェックイン。残念ながら今日は日曜日なので、アルカサルの庭園はもう公開時間が終わっている。MapsMeを頼りに迷路のようなコルドバの旧市街をメスキータに向かう。


この狭い道を消防車が駆け抜けていく。



さあ、着きました、メスキータ。



外の喧騒と暑さ、直射日光を遮断したメスキータ内部は静謐で涼しく楽園。長く続くアラブ様式のアーチ列が迎えてくれる。



でもそのアーチ下部の柱はローマ時代のものを流用したもので、この床の下には、さらに遺跡が眠っているらしい。


アラブ様式の部屋への入り口もあれば、


ゴシックの教会もあり、



色々な時代と様式が混然としている。



ステンドグラスから漏れる光がアラブの石柱に美しい影を作っていた。



メスキータを出て、ローマ橋でグアダルキビル川を渡り対岸からメスキータを望む。夕方になっても、日差しは強く、4月の夜7時だと言うのに、汗ばむ気候だ。



再び花でかざられたユダヤ人街をかすめ、ホテルに帰る。



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カスティリャ・ラマンチャ州では、強い雨には合わなかったものの、曇天と低温が続き、期待していた満開のアマポーラの平原もみることができなかった。山稜を越えたアンダルシア州に入ったとたん、肌を刺すような日光の春の好天に恵まれ、新緑と満開の野草に囲まれ走ることになった。しかも今日は500mのダウンヒル。基本的に漕がなくても着く。

ポソブランコの町を出て、A-424(A=アンダルシア州道)を東に向かう。


雲ひとつ無い青空のもと、うねうねと続く丘を一直線に貫く、A-424。



新緑が目に眩しい。



牧草地は新芽と牧草の花の混合。

 
道路わきのアマポーラも少し増えてきたか?

 
それにしても良い天気だ。

 
ビジャヌエバの町でA-421に曲がろうとするが、道が複雑なので、小休止。

 
牧草地帯は紫と黄色の花が満開。紫はアルファルファの花、黄色は雛菊に似た名前のわからない牧草。

 
牛も満腹で昼寝中。

 
下り基調とは言え、峠を越えるには、100mの登りもある。

 
のんびり風景を楽しみ登る我々の脇を、地元の日曜ライダーが急ぎ足で登っていく。

 
長い6%の坂道を登れば、そこは峠。後ろには今日まで走ってきたアンダルシア、そしてラマンチャの山と丘が遠望できる。



峠でピクニックランチ。いつも陽気に我々をサポートしてくれる、バイク・スペインのホルフェとファンの二人。


道路脇とは言え、晴天のもと、満開の野草に囲まれて食べる生ハム、チーズ、レタス、サンドイッチは極上。



ランチが終われば、ここからは500mのダウンヒル。

 

周りはお花畑。

 
A-421は並行してN-421が走っている旧道で、適宜曲がりくねっているので、車の通行量はすくない。
野生のラベンダーを見ながら下る。

 
小川脇のお花畑で、ラベンダーと雛菊を仕入れて。


♪♪ この広い野原いっぱい咲く花~を ♪♪  重大家族ポイントゲット完了。

 
至る所、野草だらけ。



空の青、森の新緑、雛菊の黄色、そしてラベンダーの紫の競演。

 
最後に、黄金の丘を少し登って。

 
今日の走行終点のアダムス郊外に到着。

 

もっと走っていたいが、今日はこれから、コルドバ観光。先を急がなくては。

走ったのはこんなコース



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