カメラで写真を撮ると、そのカメラ固有のサイズで記録されるが、一般にその写真は非常に大きい。 例えば私が今使うカメラはニコンのD5500というやつであり、A2サイズに拡大し印刷しても写真として成り立つサイズである。
カメラからパソコンに取り込んだ状態では、6000×4000px(ピクセル)であるが、このままでは大きすぎるので、これを縮小して長辺を500pxにしたものを、その目的別に必要枚数をコピーしてそれぞれのホルダーに整理し保管している。
例えばメールにこの6000pxの写真を添付した場合、使うメールソフトによっては、大きすぎて添付されないし、ブログもそうだが、もしも上限以下なら縮小して表示されるから、メモリー消費量が増えるだけで何らメリットがないのである。
このように画面上で見るのなら、殆どの場合は、500pxに縮小した写真で各種の作業に充分使える。 しかし、もっと細部を見たい、大きいサイズに印刷したいなどの要求があり、この場合は「フルサイズの写真」を使う事になる。
下は「花写真鑑」のとあるページであるが、フルサイズの写真を見たり、コピーもできる。
友と旅をした時の写真を紙に印刷して無料で配布していたが、写真は要らないとか、見てもすぐに捨てられることもあることから考えた出したのである。 この目的のために私は、特定のコラムにはフルサイズの写真を見たり、コピーできるようにしている。
下は、「ブログ索引」のサンプルであるが、右端の「詳細写真」から見る事が出来る。
そのためには、誰でも見る事が出来る「共有」サイトに写真を送らねばならないが、無料で「共有」できる所として、最初に考えたのが、マイクロソフトのOneDriveであったが、ここは最大容量が1GB(ギガバイト)であった。
それに対し写真は10~15MB(メガバイト)であり、OneDriveは、写真が100枚足らずで満杯になってしまう。 その上となると Dropboxであるが、当時ここは5GBであったから、30万枚以上ある写真に対しては、五十歩百歩であった。
そんなとき見付けたのが、Nikon Imagge Spaceと言うサイトであり、ここは当時ニコンユーザーであるならば、15GBまで無料となっていたので、ここに決めてフルサイズ写真を送り込んでいたら、いつしか40GBまで使えるようになった。
40GBあれば、当分の間は大丈夫と安心して、有り難く使用させてもらっていた。 所が、あるときから、ニコンがやってるいくつかのサイトを統合するためと称して再登録の要請が来たので、直ちに再登録を始めた。
私としては、今書いたように、他に手立てがないので、ここを去る事は非常にやっかいになるので、何とかしたいと、再三試みるもログインを拒否されるのである。 一方で Imagge Spaceの方にはログインできるのにである!。
IDやパスワードが違うとしてログインができないのである。IDやパスワードが違うなら、 Imagge Spaceにもログインができないはずなのにである。 そのために、問い合わせもしたが、”なしのつぶて”状態である。
制限の40GBにはまだまだ余裕があるので、更に写真を送り込んで充実を計りたいが、先行きが不透明であり、二の足を踏んでいる。 閉鎖された場合の被害は大きくシステム全体に及ぼし兼ねないので、苦慮しているところであり、その葛藤を記した。