![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/fb/e910acbebaa91fa0097ba94424438a92.jpg)
ボーダーラインを超えることで消えるものがある
認識すること知ることが世界の姿と一致する
理解のポッケに世界を収め人間を収める
世界記述に回収されて生の展開本質が視界から消える
言葉の独断と専制が始まる透明なボーダーラインがある
ボーダーラインの内側を表示する人間の言葉──「人権」
この内側において関係世界を生きることを望むなら
一番の敵であるものにも等しく用意されなければならない
なに・なぜ・どうしたら──未決の主題はつねに「個」に生成する
この生の未決の展開本質はけっして記述の〝結審〟を許さない
問いをキープし、問いに駆動され、新たな問いを手がかりとして
未決において沸き立ち展開する生の領域がある
その意志と用意がある者同士においてだけ可能になる経験の位相がある
この位相を価値して生きあうことを願うなら
人権という価値を語り、その普遍的な展開可能性を信じるなら
結審を許すボーダーラインを侵犯することは許されない
ボーダーラインの内側にあって生きあうことを願うとき
死を強いられた一番の敵に向かって投げるべき言葉がある、「合掌」
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます