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The sacred words 〝I love you〟.
Is it too beautiful to last?
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「それぞれが自己修正的に動くシステム間の連結(カップリング)の問題は、
人間の社会または生態系への適応にとって、中心的重要性を持つ」
「ぶつかりあういくつかの存在が、
複雑な学習やコミュニケーションをなしうる有機体である場合には、
それらのシステム全体は、均一状態か体系的差異化に向けて
いずれにしてもより単純な方向へ─急速に変化する。
それはいわゆる組織化にほかならない」 (ベイトソン『精神の生態学』佐藤訳)
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絶え間ない流動と偶有の気象への適応をめがけ
慣性系のガバナンスに先んじる更新が持続している
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新たな展開と拡張を予期する自己越境的感応があり
無限再帰する感応からカップリングの対象と形式が決議されていく
エントロピーが加算される風土への適応課題を基底に沈めながら
システム間の交感にはエシカルな制御が同伴している
創発と廃滅、拡張と収束が分岐するボーダーへの先行的予期において
エシカルで審美的な固有のコードが世界と接続対象を分光していく
すべての展開と試行を包摂する意味と価値のコードがあり
美と真と善のスペクトラムとして世界は意味配列される
未決の展開形式を駆動する絶えざる誘いがあり
幻視されるエレガントな作動とカップリングの境位がある
そのつどの遭遇において審議の位相が開かれ
接近と離隔、連結と切断、包摂と捨象が決議される
この相互性において世界は一回的なランドスケープを描き
終わりのない、そのつどの感応と企投の意志が創発していく