きばなの硝子瓶

呑兵衛夫婦の日々の食卓

感受性という厄介

2016-11-29 | つぶやき

今朝、太陽がのぼってきた時すごくきれいだった(画像は別の空)

東の空には、いい塩梅に雲がちぎれて泳いでいて、地平線近くは横縞で埋まってて
のぼってきた太陽の金色を中心に、東雲色とブルーグレーの濃淡のグラデーション
雲の隙間には美しい水色が透けていて、オットの見送りもそこそこに見惚れてしまった

ここんとこグッと気温が下がったので、夜明けと夕暮れの地平線の美しいことったら
地平線といっても、こっから見える場所だから本当のじゃないけれど.............

田舎の美しさを知っているから、はじめは都会のつまらなさにガッカリしたもんだけど
よくよく観察していたら、街には街の美しさがあり、季節の移ろいもちゃんと感じられる

美しさはどこにだって存在するし、楽しみはどこでだって見つけられる

ここに無いもんはあっちにも無い、ここで出来なきゃそっちでも出来ない
よく言われることだけどその通りだと思う、問題は自分自身だもんね

なんてことくらいはアタシだってボンヤリとは考えるけど...........


好きな料理家が夫婦で本をだした

もう何年も前から取り組んでいたので、とても楽しみにしていたんだけど
読んでみての感想は、「頭が疲れまくった」としか言いようがない

ありのままに自然体で自由に、っていうのが、形は違えど二人の好みらしい
でもアタシには、とんでもなく頑固でなんでも頭で考える、ってふうにみえる

考えを言葉で表現したんだから、どうしても理屈っぽくなるのは仕方がない
こんなこと、普通の人は頭のなかでイメージするだけのものだから........

そこを差っ引いても、それでもなお、ふたりの頑なさ理屈っぽさには草臥れた
これでは煮つまるわ、申し訳ないけど飲み友達にはなれない、悪酔いする

動物はもっと柔らかい、もっと臨機応変に泳いでいく、自分の考えになんか縛られない
縛られ固執するのは人間だけのように思う、なぜなら「頭で考えちゃうから」

動物的とか自然っていうのは「理屈」なんか考えないことだと思うし

純粋な感受性っていうのは、なにも考えず理屈づけせず呼吸のようなもんで
それってどういうものか?なんて考えだしたら、もう変質してると思う

首がガチガチに硬くなってしまった

とにかく硬い、硬いお二人なんだということはよく解った

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