「炒り鶏」だから、筑前煮のように「旨み班」で鶏肉を使うのではなく
「鶏肉を美味しく食べる」ってとこに重点をおいて、拵えている
今回、すこし手順をかえてみた

◆鶏肉
◆蔵の素・塩
・掃除をし大き目にぶつ切り
・酒・塩を軽く揉みこんでおく
◆水煮タケノコ
◆ニンジン
・乱切りにし、タケノコはサッと洗う
湯を沸かす....................................
◆インゲン
◆コンニャク
◆ゴボウ
・インゲンを固ゆでし取りだす
・コンニャクをちぎって茹で、取りだす
・ゴボウを乱切りにしサッと茹で、取りだす
・鍋に下ごしらえした野菜(インゲン以外)を入れる

フライパンに油を熱し............................
・下ごしらえした鶏肉を、強火で炒める
◆蔵の素・味の母・きび砂糖・醤油
・ガ~ッと「底をこそげるように」炒りつける(煮汁に旨みを移す感じで)

・鶏肉に火が通ったら火を止めて、煮汁をきりながら取りだす
・乾燥しないようにして休ませておく
・煮汁を「野菜の鍋」に入れる
◆熱湯・かつぶし(もしくは出汁)
◆醤油・きび砂糖など
・ヒタヒタになるよう調節し、沸騰させて灰汁をとる
・火を弱め、軽く蓋をかけ、「味を調節」しながら煮込む
・野菜が煮えたら火を強め
・上に「鶏肉」を並べるように置く
・しばらくしたら「インゲン」を同じく並べる
・煮汁が底に少しになったら、鍋を「煽りながら」具材を回し
・全体に味がまわって、鶏肉とインゲンが熱くなったら出来あがり
この煮方だと、鶏肉がボソボソにならず美味しく食べられるので
たっぷりと使って、煮物というより「肉料理」として楽しむ
鶏肉に調味料を煮からめるとき、あとで調節するから分量は適当でいいんだけど
最後に煮詰まったときの味を想像してつけると、失敗ない....................