鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

花々でリレーする初夏

2023-04-17 23:20:14 | 自然・気象

朝から、すっきりした晴天・・・かと思いきや、昼前から、雲が湧き出して、時折、強い強風。

雨もぱらつく、空も忙しい週明け。

 

このところ、ブログの更新が滞ってしまいました。

腰痛と右手親指付け根の激痛?もあり、キーボードを打つのも少しお休み。

そんなこんなで、引っ越しのパッキングも捗らず。

なにせ、手を使うと激痛?(ピーク時の痛みからは、だいぶ良くなってきましたが・・・)。

腰痛も、ちょっと頻繁に出てきて、なんだかな・・・と言った感じで。

 

数日、家の中にいて、外に出ないと、季節の進み具合が早いです。

拙宅至近の桜のトンネルの市道は、もう葉桜一杯で、リレーするかのように、桜並木を中心に東西に延びる国道迄、ハナミズキが満開。

ハナミズキは、ゴールデンウィークの頃満開になるのに、今年は、随分と早いなぁ。

 

花の時期が早い・・・。

 

明日は、可燃ゴミ収集の日。

まとめたゴミを捨てにいこう。

 

 


初夏のはじまり・・・

2023-04-11 22:29:51 | Weblog

夏日。最高気温26度。

 

昼前から、県央の転居先へ。

前回、転居先に行ったのが、5日前の先週金曜日(7日)。

そのとき、国道4号線バイパス(通称:シン・ヨンゴウ:新4号・・・なんだか、庵野監督の『シン』シリーズみたいだな・・・カタカナ表記すると・・・シン・仮面ライダーは、いまひとつ・・・?のようですが・・・)で、上り全線通行止/下り片側1車線通行止の渋滞に巻き込まれた。

通常であれば、2~3分で、通過できる現場から交差点迄、30分以上かかった。

事故車両の検証と撤去作業などで、数時間程、通行止めだったので、帰路は、国道4号線を使って戻ったのだけれど・・・。

今日改めて、事故現場(上り車線)を通過した。

道路沿いには、たくさんの供花。

シン・ヨンゴウの道路周辺は、田んぼあり、畑あり、山林あり・・・で、満開の山桜、菜の花・・・春色に染まっている。

 

転居先では、納税通知(固定資産税)だの・・・発注後納品された本だの・・・郵便受、宅配ポスト内の荷物や郵便物、ポスティングチラシなど回収。

フローリング床の清掃、玄関周りの雑草抜き(腰痛気味で、あまり長い時間は出来ないのだけれど、玄関に至る2段のステップの間から、たんぽぽの黄色い可愛い花が咲いていた・・・が、しかし、流石に・・・なので、抜くことに・・・)。

庭には、既に、ドクダミが、勢いを増していて、春から初夏は、植物の成長が早いなぁ・・・とか、思ったり。管理できるんだろうかこの先・・・。

 

午前中は晴れていたので、庭(現在地)で、花々の写真。

躑躅(つつじ)が咲き始めて、楓(もみじ)は、一夜にして、その若い緑色の葉を広げているのには、驚いた・・・でも、秋になると、一夜にして、紅く染まるのも楓の凄いところ。

 

 

初夏の始まり。

先々週くらいは、まだソメイヨシノが、満開であった私道15号戦は、今、ハナミズキが、満開を迎えていて、これも例年より、2週間は、早いのではないだろうか・・・。ゴールデンウィーク頃、いつも楽しみしていたような記憶があったのだけれども。

 

 


山桜・体重の増減・ダンシャリスト

2023-04-10 23:32:55 | Weblog

朝からよく晴れた週明け。

拙宅庭の山桜も満開。

ソメイヨシノと違って、樹高が高いので、見上げないと花が咲いているのがわからないけれど、青空をバックに、白っぽい小振りな花を満開に咲かせていていて、これは清楚な美しさ。

山桜を慎ましく感じるのは、ソメイヨシノのような花のつけ方ではないから・・・。

 

江戸時代の末期頃・・・ソメイヨシノをクローンで増殖。

江戸時代末期以前の桜は、こんなに穏やかな風情でのお花見だったのか・・・と思うと、それでも、吉野の御山の上千本、中千本、下千本は、圧巻。

ソメイヨシノは、華やかだけれども。

華やかなのもよいけれどね。春だしな。

 

 

深夜に、炭水化物を摂取すると、体重の増加に加速度がつく。

少し増やさんとな・・・と思って、深夜の空腹時に、甘い物を食べるのを解禁して、暫く・・・。

短期間に、3kg増えたのだけれど、その反動?(違う要因かもしれないけれど)で、腰痛を発症したので、ここ数日、前日の夕食から、翌日の朝食迄、

少なくとも12時間以上の断食時間を設定する生活に戻してみた。

1週間かからずに、2kgくらい減ったせいか、物理的に軽くなったというか・・・腰痛も緩和してきて、動かしても、酷い痛みはおきなくなった。

やはり、体重なのかな???と思う。

脚に、筋肉がついてくれるのが理想なんだけれどなぁ・・・。

体重増加に伴い、下腹部が、一番脂肪がつきやすいようで、ウエストが、きつくなったり、緩くなったり。

買っておいて、イザ・・・と思ったボトムのウエストが、ことごとく・・・合わない。

断捨離師匠(ダンシャリスト?)達のおっしゃるとおり、1年だか、3年だか・・・着用していない服は、問答無用で処分すべし・・・ってのは、わかる気もするけれども、サイズのアップ、ダウンに伴うちょっとした不具合以外、この四半世紀、体型が、全く変わらぬし、流行は、殆ど追わないから、数十年前の服でも、着られてしまうので、断捨離が難しい。

昔から、地味色の服ばかりで、しかもパターンも同じような服しかない・・・。

それなので、箪笥の奥に仕舞われた死蔵品も、時折、復活している有様。そして、それが結構、役に立っている昨今。

昔のように、勤め人ではないので、それ程、服に気を遣わずとも。

それでも、やはり箪笥の奥で、経年劣化もしているときもあって、こりゃダメだってくらい、ダメージを受けている服は、それこそ問答無用で、断捨離なんだけれどね・・・ソコ迄、劣化している方が珍しい・・・。

かのスティーヴ・ジョブズ氏は、同じ色、同じパターンの服を何着も所有していて、それを着まわすというお方だったけれど、そういうのって、どうなんだろう・・・。

服の断捨離は難しい・・・。

スピリチュアルと結び付けて、古い服は、邪気を帯びているので、波動を下げるから、さっさと捨てろ!とかって、どうなんでしょうかね?

昔のひとの古着などの流通は、結核とかの感染症の心配もあったりするし、ヒトの着たものには、やはりそのひとの念が籠るとか・・・そんな気がしないでもないけれど。

 

服が、現在のように簡単に入手できない時代に戻ってしまうのであれば、ダンシャリストのお師匠方は、失業かも・・・。

 

 


ゴミを処分するのは難しい。

2023-04-09 23:58:22 | Weblog

昨日は、風雨が強くて、今日は、すっきり晴れたものの、空気が冷たい日曜日。

割と短い期間に体重が、3kg近く増加。

そのせいなのか・・・腰痛が続くし(それでも、まだ37kgなんだけれど、脚腰に負担?がかかっているのかも)、寒かったので、終日、床の中で、ウダウダ。

引越しのパッキングが捗らない。

 

世間は、モノが溢れ、猫も杓子も断捨離!と叫ぶ。

使わぬもの要らぬものは、さっさと捨てろ・・・。

そんな風潮なのだけれど・・・。

私は、気楽にモノを捨てることが出来ないでいる。

本と衣類くらいしか、持っていくものが、ないハズなのに。

 

母が、十数年の間にため込んだモノの処分が難しい。

家庭菜園用の除草剤、農薬、殺虫剤、住居洗剤、漂白剤・・・普通のゴミに捨てられないものが、ごっそり。

鎌、スコップ、活け花鉢、剣山・・・。

12年前に既に、賞味期限の切れた野草酢?。

漢方薬など使えるものも。

 

生前母は、

『私が死んだら、息子夫婦が、何も考えず、全部処分するだろう・・・。』

と言っていた。

そう、たぶん、何の思い入れもない母のゴミの山。

私は、捨てることが出来ずにいる。

母のものも、自分のものも・・・。

 

ゴミの部屋だった母の居室。

母は、何でも取っておく・・・。

20代の頃に、貰った年賀状迄取ってある。手紙類は、膨大な数。

 

世の中のミニマリストは、捨てろ、断捨離しろ、心の中がすっきりして、人生変わるゾ!という。

でも、今は、モノを処分するのに、お金も時間もかかるのに。

物の捨て方が、わからない。

心の捨て方が、わからない。

 

掃除しても、掃除しても・・・2日も経てば、もう階段は、埃だらけで、掃除に明け暮れるなんて。

それも修行だという・・・。

 

私は、疲れ果て・・・。

それでも、近日中にここを去る。

母と暮らしたこの家を。

母との思い出のこの家を。

少し、恨みがましい思いを残して。

 


月命日-25・強風/ソメイヨシノ絶滅?

2023-04-07 22:30:02 | Weblog

母の月命日25回目。

 

朝から強風。

御墓参りに行こうか、どうしようか・・・ちょっと迷っていたけれど。

風が吹いて・・・しかも強風だから・・・きっと母が、会いたがっているのかも・・・とか。

・・・なので、午前中、墓参り。

母の亡くなった日は、強い風が吹いていて、葬儀の日も、四十九日も、初盆も、一回忌も・・・。

先月の三回忌は、何故か、無風で、穏やかだったのだけれど。

 

そうか、そうか。

何か言いたいことでもあるんかい?

 

乾いて、蒸し暑いような強風は、砂埃を巻き上げ、花びらの乱舞。

 

風が強うて危ないから、墓前で線香はあげられんけどな(墓参する前と帰宅後に、仏壇に線香を手向ける。序でに、香炉灰を均し、経机を拭く)。

墓参後、道の駅で、柑橘類と供花を購入。庭木の新緑も美しいことよ。

今が一番良い季節かも。

↓ 矢車草のブーケ。仏壇に飾りました。矢車草大好き。

 

途中の車の中で、某国営放送が、『桜坂(福山雅治)』を流していた。

桜ねぇ・・・。

市内は、今、新種の『オモイガワ(桜)』が満開。

コレは、十月桜と彼岸桜だったか・・・自然交配の新種だそうで。

地元で発見された新種なもので、市内各地に、植林された『オモイガワ』。

どうして、ソメイヨシノではないのか・・・と思っていたら・・・。

ソメイヨシノが絶滅の危機らしい。

遺伝子が全て同じクローンで増殖した桜なので、病気には弱いらしく、テング病(←違うかも?)の蔓延で、各地のソメイヨシノは、危機状態らしい・・・なんてことが、今日のニュース。

ソメイヨシノの苗は、もう販売していないらしい(なので、市内には、『オモイガワ』なのね???)

 

学徒出陣で、戦地に赴く前に植えたという拙宅近所の桜並木も、ここ数年、なんだか花の勢いがなくて・・・コレは、ソメイヨシノの個体の寿命なのかもとか思っていたけれど。

遺伝子が同じだから、同じ地域の桜の木は、一斉に咲き、そして、散る・・・。

お国の為に、美しく?散る学徒兵のプロパガンダに利用された・・・ソメイヨシノ。

戦意高揚のために、各地に植えられたと聞くけれど。

 

考えてみれば、桜(ソメイヨシノ)は、美しいのだけれど、満開の桜の花のひとつひとつの花弁は、集合体恐怖症の私自身・・・やはりちょっと気持ち悪い・・・と思っていたのか(最近迄、気が付かなかったけれど、意識の下では、恐怖していたのかも)。

去年迄は、絶対、桜フリークで、桜の咲く時期は、ソワソワしていたのだけれどね。

 

ソメイヨシノにとって代わる桜は、神代曙というソメイヨシノのそっくりさんだけれど、少し小ぶり・・・らしい(みたことないけど)。

 

夜になって、雨降りだす。

まさに、花散らしの雨。

 

春の嵐の中に逝ったひとの月命日。

 

 


害虫の季節・食器類の処分

2023-04-06 11:24:21 | Weblog

昨夜から明け方にかけて・・・。

まだ4月初旬だというのに、蚊に悩まれる。

 

眠っているとあの羽音を立てながら、耳の周辺を飛び回る・・・うっとおしいので、音のしたあたりを、バチン!と叩いても、不発・・・。

・・・かと思われたのだけれど、朝起きてみると、顔の側面に血の痕跡。

吸血した蚊を上手く叩き潰した・・・と思われる。

他に、深夜、電気をつけて、2匹程、手動で殺虫したので、一晩で、合計3匹も発生していたのか・・・昨日は、天気もまあまあだったので、居室北側の窓を開け放っておいたためかもしれない・・・。

そして、いよいよあの・・・ゴキブリも活動を始めた。

洗面台の下にもぐっていく姿を確認。

あと僅かで、ここを撤去するので、去年使った蚊取線香やGちゃんホイホイは、転居先に持って行ってしまった。

蚊取線香は、少しだけ残しておいたから、足りるだろう。

暖かくなって、気分も上がるけれど、またイヤな害虫🐛の季節で、これから暑くなってくると、ワラワラと増殖するのが、憂鬱だ。

 

転居先には、Gちゃんホイホイを仕掛けているけれど、流石に、まだ居住していないし、冬場は、その姿をみることもなかったのだけれど。

 

🌸🌸🌸

害虫ではないけれども、3月末には、ヤモリもペッタリ窓に貼り付いていたし、桜(ソメイヨシノ)も終わって、いよいよ新しい緑色の若葉の頃。

昨日は、食器棚の整理。

本日のゴミ収集は、不燃ゴミだったので、今迄、捨てられずにいた食器類、土鍋、アルミ鍋など、車(1500ccのセダン)のトランク一杯分を廃棄。

殆ど、使われず、大きな食器棚の奥底に仕舞われほぼ新品のまま捨てられることになった食器たち。

結婚式の引き出物、気に入って買ったけれど、重さとか、形、大きさが合わず、仕舞われたままになっていたもの・・・。

・・・こんな重い皿なんて・・・こんなに大きな皿なんて・・・誰が使うのよ???

・・・考えてみれば、この地に越してきた当時は、六人家族だったから、鍋釜皿類は大きいものを使っていたのだった。

そんな痕跡が、ありとあらゆるところに残骸のように残っていた。

 

母が亡くなってもその痕跡は、消えるどころか、この家屋に残り続けている。

 

県道沿いの郵便局前のチューリップ(3月末頃撮影)↓


夕暮れチャイム③

2023-04-03 22:02:22 | Weblog

朝から晴天の週明け。

先々週から、全く進んでいなかった引越しのパッキング再開。

・・・全く進まず。

 

食器類の整理。

捨てたくはないけれど、持っていけない。

使うもの(或いは、使うと思われるものだけ)残して、処分しようと思うのだけれど。

今週は、不燃ごみ回収日があるし。

 

これは、母が使っていたものだから、捨てられないかも・・・とか、家の中の小さなものの中に居る母に出会う。

出会うってのはヘンだな。

未だに、生きているような気がしていて。

未整理の抽斗からは、母の雑多なメモ。こんなの書いたことさえ、覚えていないだろうに。

気儘に、思いつくままに・・・。

私の仕事。

母の仕事。

 

日々の分担?が、広告の紙の裏、ノートの切れ端、メモ帖。

全然、処分していなかったから、コレらも、いつか処分しよう。

 

初夏のような風が気持ちよくて。

ウグイスが、大声を張り上げて。

庭には、スミツボスミレとか、たんぽぽ・・・もうナガミヒナゲシが、ひょろひょろと。可愛らしいちょっとくすんだオレンジ色の花。

 

そこかしこ・・・母の痕跡。

もうすぐ、ここを去ってしまえば、その痕跡を追うことはできないんだね。

寂しいけれど、仕方がない。

もう母は、この世には居ないのだもの。

 

先週から、再び腰痛。昨日今日は、ちょっと酷いかな。

長いコト、車を運転してたりしたからかも・・・。引越しのプレッシャーもあるんだろうけれど。

 

夕刻前から、風が冷たくなって来て、また春の初め頃に戻ったかのような。

 

暫く、聞こえなかった夕暮れチャイム。久々に聞いた。

鳴らしていたのか、止めていたのか・・・聞こえていなかったのかな。

午後6時。

母の夕食が終わって、お風呂に入る時刻だったかな。

夕食の後片付けをしていると聞こえてきた夕暮れチャイム。

もう母は居ないのに、チャイムは、鳴り続ける。

 

 


御花見三昧三月の終わりから、四月の始まり・・・

2023-04-02 22:22:22 | Weblog

くもりがちで、ヒンヤリした花冷えの日曜日。

 

3月中旬には、もう、ソメイヨシノの開花が始まって、3月の風景は、4月を先取りしていた感じで。

菜の花はもう河川敷をスプリングイエローに染めていたし、4月中旬頃開花する新種の桜も、開花を初めていて、なんだか、穏やかな暖かさのはずの3月が消えてしまった感じがしないでもない・・・。

3月末には、二階屋の窓にぺったりとヤモリが、貼り付いていたし、4月中旬以降にならないとみかけないアゲハ蝶なども舞っていたりして、植物も生物も、春を一気に先取りしているかのよう。

早春・・・が短いってことなのかも・・・。

 

この数日(先週29日から4月1日迄)、毎日、ひとり御花見ドライブを楽しんだ。

29日は、市内北部の溜池の桜。

30日は、県央の転居先へ向かう途中、北隣りの市中の裏道など抜けて、3時間近く、桜を探して走った。

31日は、菩提寺出向き、その周辺と自宅至近の市道15号の桜のトンネルを往復したり。

月が替わって、1日(昨日)は、転居先である県央の国立大学周辺の桜の通りを歩いたり・・。

 

御花見ウィークでもあった訳で。

もう染井吉野は、散り終わりだけれど、もう思川桜が満開を迎えようとしていて、この桜も4月中旬にならないと満開にならなかったのに、今年は10日前後、例年よりも早い・・・。

まだ母が存命していた頃、県庁舎出張所(拙宅より徒歩10分くらいかな?)付近の思川桜が、満開だったよ・・・とか言って、日課の散歩ができなくなった母の代りに、桜開花を伝えたりしたことを思い出す。

 

私は、殆ど、症状がなかった更年期障害だけれど、母は、ものすごく酷かった。

夜間に身体を揺すっていないと落ち着かず、じっとしていられない。動悸やめまいを訴え、歩いてくるとか言い出すので、深夜だし、車だって通るから危ないし・・・それでは、ドライブでもするか・・・と母を助手席に乗せて、市内を巡り、道路沿いの夜桜を探して1、2時間近く走り回り、少し気持ちが治まったのか・・・家に戻ると、眠りについて・・・なんてことをしたこともあったけれど、あの日も、たぶん桜満開の花冷えの夜だったような気がする。

あの母の異常な様子をみて、私も更年期障害って、あんなふうになるのかとおもっていたけれど、私は、それどころではなかった。

母が更年期障害を患っていた年齢の頃の私は、会社吸収合併、配置換え、失職、無職となったり。

ずっと定年迄、お勤めしていたなら、たぶん、母のような更年期障害によるものであろう自律神経失調?みたいな症状が出ていたのかも知れず・・・。

 

あの頃の母は、たぶん、自分の夫である私の父の病状とかで、物凄いストレスだったのかもしれない。

本当に、よく耐えたねぇ・・・今更ながらそう思う。

母と市内の桜を巡る夜間のドライブも今となっては、薄れていく記憶で、あとは、春に旅先で、何度かみた桜もあったな・・・。

母は、

『桜は、ぱぁ~と咲いて、パッと散るから、あんまり好きじゃないかも・・・。』

とか、言っていた時期もあったけれど。

私は、去年迄は、なんとなく、桜フリークで、今でもそうなのだけれど、最近では、染井吉野はちょっとコワイ感じもしていて、あの満開の桜の花芯が、集合体恐怖症の私の神経に触れるような気がしている。見ることはできるし、恐怖と言うほどでもないのだけれど。

それでも、やはり、霞みのむこうに、染まる桜色は、美しいし、春の訪れを寿ぐ気持ちは、かわらない・・・(ような気がする)。

 

そんなことなど、考えながら、車を走らせて御花見しまくった週末のお話。

 

 


映画:刀剣乱舞~黎明

2023-04-01 23:33:33 | 演劇・映画

APRIL

新年度の始まりの土曜日。

かなりの晴天。

 

早朝から、県央・シネコンで、映画。

今回は、MX4Dで、刀剣乱舞~黎明を鑑賞。

 

舞台版の刀剣男士が、映像で。

歴史改変の難しい現代への降臨。

みんなスマートフォン片手に、写真・動画の時代、記録の隠蔽が極端に難しい現代の歴史を改変するには・・・といったテーマだったけれど。

国宝・天下五剣で最も美しいと言われた三日月宗近再度登場。

写しの劣等感から逃れられぬ山姥切國廣。

山姥切のオリジナル山姥切長義。

へし切長谷部、一期一振、子烏丸、骨喰藤四郎・・・フル出演。

舞台版と役者変更のキャラクターも多々あれども。

おお!陸奥守も出陣か・・・(と内心大喜びで。ほんの数カットだったけど、南海さんは出ていなかった???ちと残念)。

 

器物百年を経て付喪神となる・・・。

モノに込められる思いが語る物語。

 

源頼光役で、津田寛治。

蔵橋神主役で、なんと堀内正美さん。うぁ~上品に老けたなぁ・・・。

 

刀剣ヴィジュアル眼福。