朝から晴天の週明け。
先々週から、全く進んでいなかった引越しのパッキング再開。
・・・全く進まず。
食器類の整理。
捨てたくはないけれど、持っていけない。
使うもの(或いは、使うと思われるものだけ)残して、処分しようと思うのだけれど。
今週は、不燃ごみ回収日があるし。
これは、母が使っていたものだから、捨てられないかも・・・とか、家の中の小さなものの中に居る母に出会う。
出会うってのはヘンだな。
未だに、生きているような気がしていて。
未整理の抽斗からは、母の雑多なメモ。こんなの書いたことさえ、覚えていないだろうに。
気儘に、思いつくままに・・・。
私の仕事。
母の仕事。
日々の分担?が、広告の紙の裏、ノートの切れ端、メモ帖。
全然、処分していなかったから、コレらも、いつか処分しよう。
初夏のような風が気持ちよくて。
ウグイスが、大声を張り上げて。
庭には、スミツボスミレとか、たんぽぽ・・・もうナガミヒナゲシが、ひょろひょろと。可愛らしいちょっとくすんだオレンジ色の花。
そこかしこ・・・母の痕跡。
もうすぐ、ここを去ってしまえば、その痕跡を追うことはできないんだね。
寂しいけれど、仕方がない。
もう母は、この世には居ないのだもの。
先週から、再び腰痛。昨日今日は、ちょっと酷いかな。
長いコト、車を運転してたりしたからかも・・・。引越しのプレッシャーもあるんだろうけれど。
夕刻前から、風が冷たくなって来て、また春の初め頃に戻ったかのような。
暫く、聞こえなかった夕暮れチャイム。久々に聞いた。
鳴らしていたのか、止めていたのか・・・聞こえていなかったのかな。
午後6時。
母の夕食が終わって、お風呂に入る時刻だったかな。
夕食の後片付けをしていると聞こえてきた夕暮れチャイム。
もう母は居ないのに、チャイムは、鳴り続ける。