蒸し暑い真夏日の日曜日。
脚全体が怠くて、終日、横になっているというテイラタク。
昨日(23日)。
夕刻前に、隣々市シネマ・コンプレックスで『KINGDAM Ⅱ 遥かなる大地へ』を鑑賞。
前作の続編。
来年には、続編公開とのことで、盛りだくさんだったエピソードの前作に比べて、ややパワーダウンした感があったのだけれど。
前作の主軸である政、河了貂の出演が殆どなくて、楊端和に至っては、出番がなかった・・・(そういうストーリ展開なんでしょう。たぶん・・・)。
その分、異才を放ったのが、姜瘣役の清野奈名だろうか。
暗殺を担う一族に生まれ、復讐のため、秦国軍に加わる。殺陣が抜群に上手い。舞の殺陣(この演出は、劇団☆新感線が走りだと思うけれど、早乙女太一・友貴の役どころかと思う)で、美しい。
前作の楊端和役の長澤まさみも殺伐とした戦闘シーンを、妖艶な色で染めたけれど・・・。清野菜名は、ストイックな綺麗さだった。
最後にちょこっとだけ出てきて、印象をかっさらう大沢たかおは、前作を踏襲。
豊川悦司、佐藤浩市、高嶋政伸の癖のある濃ゆい顔のベテラン陣は、ちょっとオナカ一杯かも。
主人公の信(山崎賢人)、そして後の始皇帝・政(吉沢亮)、軍師の道を行く河了貂(橋本環奈)の今後が楽しみな第三作への前哨戦。