鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

sanitary pad(生理用ナプキン)

2019-01-09 21:27:07 | 社会・経済

午後から、強い西風。

昨日、日暮れも過ぎて、宵の口。自室の蛍光灯の一つが、切れかかり、点いたり、消えたりと、鬱陶しいことこの上なし。二つあるうちの大きなサイズ(32形)の方だったので、取り換えないことには、薄暗く、イライラするので、近所のドラッグストア迄、車を走らせること5分弱。

蛍光灯を買い、ティッシュペーパーなども・・・と思い、店舗の一番奥迄、行こうとして、商品通路を抜けようとすると、女性用のサニタリー・パッド(所謂、生理用ナプキン)のコーナーに、まだ若い男性が、立っているではありませんか・・・。

どうみても、若い男性で、ハテ・・・過去に、自衛隊員が、訓練のときに、ヘルメットの下の額に、汗が目にはいるのを防ぐために、生理用ナプキンを貼り付ける・・・という話を聞いたことがあって、吸水ポリマーの品質や形状が、一番使いやすいということだったんだけれど、その若い男性は、どうみても、自衛隊員には、見えないし(どっちかっていうと、細身で、コンピューター関係のシステムデザイナーとか・・・そんな風情で)、今時の若い男性が、生理用品売り場って、ハズかしいとか、そういうことは、無いんだろか・・・と思い、チラ見して、通り過ぎました。

ティッシュペーパーやトイレットペーパーなどを物色し、さて、レジ迄へ向かおうして、来た通路を戻っていくと、その男性は、まだ、なにやら、生理用品を探している模様。

アレから・・・10分くらいは、経過しているのに、ずっとあの場所にいたのか・・・。

それ程、急ぎではなかったので、商品を見ているフリをして、ウロウロと観察してみたところ、その兄さん・・・、ポケットから、おもむろに、スマートフォンを取り出し、電話を始めました。

・・・奥さんか、彼女かは、知らんが、きっと、生理用ナプキンの名称を言われ、探すも見つからず・・・というか・・・

アレも、種類とか、サイズがいろいろあって、しかも、昼用、夜用、スリムサイズ、ハネつき、ハネ無しなど・・・女性だって、一発で、御用達の商品を探し当てるのは、難しい部類。

慣れない男性には、言いつけられた商品を探すのは、難しかろうのう・・・。

割と、レベルとスキルが問われる買い物だよなぁ・・・などと思いながら(私が、その兄さんの立場なら、迷うことなく、奥さんだか彼女だかの電話を店員さんに、変わってもらい、言いつけられた商品を探し出してもらうだろう・・・)。

どうやらお目当ての品をゲットし、それを手に持って、レジへ向かいました(・・・レジで、恥ずかしくないのだろうか・・・???)

・・・そういえば、『Pad Man』というインド映画作品が、紹介されていて、インドの女性は、貧困のために、清潔な生理用ナプキンが、高額すぎて、買えず、ボロ布などを代用しているらしく、妻が、それを使うのを知って、ナプキン開発に挑んだ旦那さんのお話だそうで・・・。

本邦でも、そういう作品がありました。

劇団リリパット・アーミーの『お祝い』という演劇作品で、初潮を迎えた妹が、学校で、からかわれ、自殺してしまい、その兄が、ナプキン開発に挑む・・・という話で、実態を調べるため、百貨店の女性用トイレから、使用済みの綿花を回収してきたり、並々ならぬ努力の商品開発の物語でした。

昨日の生理用品売り場にいた男性は、きっと優しいひとなのでしょう(もし、誰かに頼まれて、買いきたのだとしたら・・・ですが・・・)。

今は、さまざまな商品が、ひとつのコーナーを占めるほど、溢れていますが、昔は、あまり種類もなくて、ズレないテープなどが、ついた商品は、画期的でしたね。
様々なシーンに使い分けができる便利な商品が、たくさん開発されました。

昔は、『アンネ』というネーミングの商品が、一強独裁だったような記憶があります。






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